YAMAHA カセットデッキ K-1d の修理 ーSemi Finalー

こんばんはTomです。今日の天気はとても良かったのですが、空気が乾いていて、カラッとして気持ちの良い日でした。お盆から一週間だというのに、もう秋の気配です。こんな天気が毎日だったらいいのにね。
さて、今日の記事も昨日に引き続き『YAMAHA カセットデッキ K-1d の修理』で、いよいよセミファイナルです。
前回は、ヤフオクで落札したk-1dの動作確認を行い、カセットメカはOK、メイン基板がノイズでNGであることを確認出来ました。今回は、ヤフオクで落札したジャンク品に修理中のメイン基板を移植します。

1.ヤフオクで落札したK-1dからメイン基板を取り出す。
それでは、早速ヤフオクで落札したジャンク品のK-1dからメイン基板を取り出します。

1)dbx基板の取り出し

2)スライドボリュームユニットの取り出し

3)フロントパネルの固定部材の取り外し

4)スイッチレバーの取り外し

5)LINE IN /OUTの固定部材の取り外し

6)リアカバーの取り外し

7)メイン基板の取り出し

8)電源のハーネスの取り出し
メイン基板上にラッピングされている電源ハーネスを基板から取り出します。

9)ヘッドからのハーネスの取り外し

やっとメイン基板が取り出せました。

2.修理中のK-1dからメイン基板を取り出す。
同様の工程で修理中のK-1dからメイン基板を取り出します。

3.メイン基板の移植
それでは、ヤフオクで落札したK-1dに修理品のメイン基板を移植します。
これまでの工程の逆を行います。

4.動作確認
それでは、仮組状態でヘッドフォンで再生音の確認を行います。

結果、再生はきちんと出来ました。

5.本組を行う
動作が確認できたので、本組を行います。

6.録音してワウフラッターを確認する
それでは実際に録音して、ワウフラッターを確認します。

まずは巻始めでの録音・再生を行います。

結果、ワウフラッターが無くなりました。

次にカセットをひっくり返し、巻き終わりの場所の録音・再生を行います。



巻き終わりもワウフラッターが無くなりました。
これで、K-1dが復活しました。
ちょっとホッとしましたね。
今回はブログをご覧頂いている『とりたん』さんから様々なアドバイスを頂き、ワウフラッターの原因が分かった事は
本当に良かったです、
本当に感謝いたします。