ONKYO CD/MD チューナアンプFR-435の修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今朝はついに氷点下になりました。そして初霜も、初氷もありました。寒かったですね~。まだ10月なのにね。さぶーーーーー。
さて、今日の記事も、『ONKYO CD/MD チューナアンプFR-435の修理』で、今日はいよいよFIANLになります。前回はFMの周波数のズレを解消しました。
今回は、アンプのアイドリング電流の調整を行います。これで左右の微妙な差が無くなりました。

1.サービスマニュアルによる、パワーアンプ調整
前回ご紹介したサービスマニュアルの中に、パワーアンプのアイドリング電流の調整があります。

2.計測の準備
さあ、計測の準備を行います。

これでセッティングが完了です。

3.アイドリング電流の調整
サービスマニュアルによると、電源を投入してから1分後に0,3mV、放熱板に蓋をして、5分後に3mVになるように調整する様です。
まずは、現状の電圧を確認します。

1)現状
電源を投入し1分後

蓋をして

5分後

① 片チャンネルは、0.8mVでした。

② もう方チャンネルは、1.5mVでした

2)調整
そこで、今度は半固定抵抗で3.0mVに調整を行います。

① 

② 

4.動作確認
いよいよ動作確認を行います。

2つの波形を合わせてみましたが、ほぼぴったりですね。

調整の後は、半固定ボリュームをホットメルトで固定します。

うまく行きました。

5.洗浄・仕上げ
最後に、カバーの洗浄と仕上げを行います。

1)洗浄
① TOPカバー

② フロントパネル

③ リアパネル

④ 電源コード

6.仕上げ

最後にTOPカバーを取り付けて終了

これで、修理が完了しました。
今回はサービスマニュアルがあったおかげで、割と短い時間で修理が完了しました。
良かったですね。