CROWN D-150Aの修理 ーその4ー

こんばんは、Tomです。今日の天気はほぼ一日中曇り、その後夕方から雨になりました。それでも最高気温はなんと19℃。春の気温ですね~。来週はいよいよ桜が開花します。
さて、今日の記事は『CROWN D-150Aの修理』に戻ります。今日はその4です。
これまで休んでいたのは、OPアンプの部品の入荷待ちでしたが、やっとのことで入荷しました。そこで、今回はOPアンプを装着し、動作を確認します。

1.やっと入荷したOPアンプ
これがebayに注文し、やっとのことで入荷したOPアンプです。

2.OPアンプを装着し動作確認
早速、OPアンプを装着し、動作を確認します。

さあ動作を確認します。
電源ON!

結果はやはり-15Vの電源は、波打っている変な波形ですね。

3.カバーとショートしそうなトランジスタの生死確認
依頼された方から頂いた情報では、トランジスタか何かがメインアンプ基板のカバーにショートしたかもしれないという事でしたので、カバーにショートしそうなトランジスタを取り出し、生死の確認を行います。

1)コレクタがショートしそうなトランジスタ4個

基板上ではこの4カ所です。

2)基板の上側の2個のトランジスタの生死確認
基板の上側の2個のトランジスタを取り出し生死を確認します。

3)基板の下側の2個のトランジスタの生死確認
次に基板の下側の2個のトランジスタを取り出し生死を確認します。

このトランジスタのコレクタには、ショートした時の様なスパーク痕がありますね。

これは、可能性がありそうですね。それでは確認をしてみましょう!

でも、トランジスタは生きていました。

最後に、下側のもう一個のトランジスタです。



今回は、OPアンプの交換と考えられる部品の生死を確認ましたが問題なしでした。
次回は、全ての半導体の生死を確認してみます。
次回をお楽しみに!