JBL フルレンジスピーカー『LE-8T』のリコーン ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は午前中晴れで暑い日でした。午後は曇りとなり、少し緩んだようです。そして、夕方から雨が降り出しました。
さて、今日はオーディオライフに戻ります。今日の記事は『JBL フルレンジスピーカー『LE-8T』のリコーン』の話で、今回はその2となります。前回は、ボロボロになったコーン紙やボイスコイルを取り出し、残った接着剤やエッジの残骸を取り除きました。今回は、錆付いたLE-8Tの取り付けフレームを磨きます。

1.錆付いたLE-8Tのフレーム
これが、コーン紙とボイスコイルを取り除き、接着剤を除去したLE-8Tのフレームです。
取り付けのフロントパネル部は錆付いていますので、リコーンする前にこの取り付けの前面フレームの錆を除去する必要があります。

2.錆取剤で錆取り
錆取剤で錆を除去します。

1)錆取剤
ネットで調べてみると錆取剤で一番人気のあるという錆取剤を使用してみる事にしました。

2)錆取り実施
それでは錆取剤で錆取を行います。

左側だけ錆取剤を処方してみましたが、殆ど錆びは取れませんね。

多少は取れましたが、まだまだですね。

3.ピカールによる研磨
続いて、ピカールで研磨し、錆取を行います。

1)ピカール
これがピカールです。数年前、JBLの2402の錆取りを行い、そこそこ効果がありましたので今回も実施してみます。

2)施工
それでは、ピカールで錆取りを行います。

ピカールで磨くとこんなに布はこんなに黒くなります。

3)2時間磨き上げた結果
1本だけピカールで2時間磨き上げました。

4)結果の比較
磨き上げたフレーム(左)と施工しないフレーム(右)を比較してみます。

だいぶ綺麗になりました。

一個磨いただけで、拭き取りのタオルはこんな感じで真っ黒です。

5)磨いた部分の洗浄
ピカールで磨いた部分の洗浄を行います。

そこそこ綺麗になりましたが、まだイマイチですね。

もっと綺麗になる方法を検討してみます。
お楽しみに!