TEAC オープンリールデッキ A-2300S の修理シーズン2 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日の天気は朝から晴れた天気でしたが、最低気温は0℃、最高気温は3℃ととても寒い日でした。明日の朝は最低気温は-3℃、でも、日中は気温があがり11℃迄上がるそうです。
さて、今日の話は昨日の続きで『TEAC オープンリールデッキ A-2300S の修理シーズン2』で、その2となります。昨日は故障動作の確認と、リールのブレ―k今回はACインレットとマイク・ヘッドアンプの電解コンデンサの交換を行います。

1.ACインレットの交換
電解コンデンサの交換前に、まず簡単なACインレットの交換を行います。

1)旧型のインレットの取り外し
まず、旧型のインレットを取り外します。

2)新しいインレット購入
インレットの在庫が無くなりましたので、Amazonで新しいインレットを購入しました。

3)新しいインレットの設置

これで現在のACケーブルが使用できますね。

2.電解コンデンサの交換
次に、電解コンデンサの交換を行います。

1)基板のバラシ
電解コンデンサを交換するには、基板を固定しているブラケット取り除かなければなりません。

2)結束バンド切断
そして、基板を少し自由にするために、基板に直付けされているハーネスを束ねている結束バンドを切断します。

これで、マイク/ヘッドアンプを取り出す事が出来ました。

3)ハーネスをホットメルトで固定
基板を弄っていると基板に直付けされているハーネスが切れてしまいますので、ホットメルトでハーネスを固定します。

4)入力アップリングコンデンサの交換
電解コンデンサの交換の目的は、この入力カップリングコンデンサの交換です。

5)その他の電解コンデンサの交換
その他の電解コンデンサを交換します。

こんなに大きさが異なるんですね。

これで、マイク/ヘッドアンプの電解コンデンサの交換が終了しました。

まず、ACインレットの交換とマイク/ヘッドアンプの電解コンデンサの交換が終了しました。
次回は、LINEアンプとメータ、RECアンプの電解コンデンサの交換をおこないます。
お楽しみに!