TEAC オープンリールデッキ A-2300S の修理シーズン2 ーその5ー

こんばんは、Tomです。今日は昨日とは異なり、高気圧が張り出したので、一日中晴れで、比較的暖かく過ごしやすい天気でした。お陰様で昨日の雪もだいぶ解けました。でも、明日はまた南岸低気圧が近づき、寒くなり、雪も降るようです。
さて、今日の記事は昨日の続きで『TEAC オープンリールデッキ A-2300S の修理シーズン2』で、今回はラス前のその5となります。今回は、仕上げ前の動作確認と接点の洗浄、ハーネスの整備となります。

1.仕上げ前の音声確認
進相コンデンサも交換しましたので、仕上げ前の音声及び動作確認を行います。

1)新しくしたインレットに電源ケーブル挿入

2)LINE INにRCAコネクタ接続

3)マイク入力の動作確認
まずは、マイク入力にマイクを接続し動作確認を行います。

① Lチャネル 

② Rチャネル

大丈夫ですね。

4)LINE入力の音声確認
続いてLINE入力の音声確認を行います。

入力およびモニタの動作は問題なしです。

5)再生の確認
続いてテープの再生に関して動作確認します。

テープをセットします。

プレイボタンを押下し、ヘッドフォンでテープの再生音を聴いてみます。

再生も大丈夫です。

6)録音
最後に録音です。

録音と同時に記録された音声をモニターしましたが、問題なしです。

これで一連の動作は確認しました。
問題なしです。

2.接点の洗浄
それでは、仕上げの前に各接点の洗浄を行います。

1)フロントパネルのボリュームの接点洗浄

2)マイク、ヘッドフォンのコネクタ洗浄
まずはマイク入力 の洗浄

続いてヘッドフォーンのコネクタを洗浄します。

これでフロンパネルの接点洗浄は完了です。

3)リアパネルのコネクタの洗浄
続いてリアパネルとリアパネルのコネクタを洗浄します。

これでコネクタやボリュームの接点は、綺麗になりました。

3.ハーネスの固定
動作の確認が終わりましたので、結束バンドでハーネスの固定を行います。



これで、仕上げ前の準備が終わりました。
いよいよ次回は仕上げとなります。
どの様に仕上がるのでしょうか?
お楽しみに!