今日も秋の味覚『栗ごはん(おこわ)』

こんばんはTomです。今日は朝から一日中雨。しかも結構降りました。秋らしくなったけど突然の大雨はイヤですね。秋らしい天気が欲しい。
さて、秋と言えば、食欲の秋。Tomは夏の間血糖値と体重を下げるために、白米の代わりにずーっとキュウリの生活をしていました。人間ドックも終わり、キュウリもそろそろ終わりになりましので、ご褒美に秋の味覚を楽しみます。
その第一弾として、昨日は宮城県南の秋の味覚の『はらこめし』をご紹介しました。
そして、今日は第二弾として、『栗ごはん(おこわ)』です。
先日、近所の親戚の方から、栗を頂きました。
それをカミさんが『栗ごはん(おこわ)』にしてくれました。

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おふかし(おこわ)の中に沢山栗が入っています。

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おこわも、栗もちょうど良く、とても美味しかったです。
そして、天ぷらもとても美味しかったです。

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そして、今朝Tomが作った、今年最後の『金山カボチャ』です。
これも美味しかった~。

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米、栗、カボチャと炭水化物祭りですね~。
でも、秋の味覚は本当に美味しいものばかりですね。
これからが楽しみです!

今年2回目の『はらこめし』

こんばんは、Tomです。今日はだいぶ涼しくなりました。一日中曇り空で、モヤモヤした天気でした。そして夜は雨が本降りに。明日はゆっくり休みましょう!
さて、みなさん『はらこめし』って知ってますか?はらこめしは宮城の県南の秋の味覚です。
鮭の身を煮た汁で炊いたご飯の上に煮た鮭の切り身とイクラを載せた鮭の親子丼のようなものです。
これが、とても美味しいのです。
今日は今年二回目のはらこめしを頂きました。

1.今年初めてのはらこめし
先週は、今年初めてのはらこめしを頂きました。
これは、カミさんが作ったはらこめしです。とても美味しかったです。

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2.今年2回目のはらこめし
そして、今日の午後は人間ドックで引っかかった項目の再検査でした。
その帰り、元祖はらこめし亘理町を通りましたので、そこの魚屋さんではらこめし弁当をゲット!

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今日の晩酌は、はらこめしなので、先日頂いた日本酒と一緒に頂きます。

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さあ、頂きましょう!

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今日の夕飯は最高でした!
この秋、あと2回は食べたいですね。
楽しみです!

SONY マグネスケール LF10 の修理 -その3-

こんばんは、Tomです。今日は一転して涼しくなりました。そして、夕方は雷雨になり、猛烈な雨が。宮城は急激に秋になりました。これから秋雨前線が停滞しそうです。
さて、先週から実施していた修理が終わり、一段落したので、今迄封印していたSONYのマグネチックスケール LF10の修理を再開することにしました。

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1.動作を再確認
久しぶりに電源をON!

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久しぶりに電源を入れたのにちゃんと立ち上がります。

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でも、2~3回電源を入れたら、またエラーが再発しました。

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手動でリセットボタンを押下すると、ちゃんと元通りになりました。

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2.電源基板の出力を確認
次に電源基板の電源ライン出力を確認します。

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① +5V
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② -5V
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③ -12V
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④ クロック
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3.リセット端子の信号を見る
電源を入れても誤動作する事を考えると、やはりパワーオンリセットが不完全なのでは?と思いました。
そこで、カスタムCPUと思われるICの足を一つ一つ当たり、リセット信号を探しました。

これが電源ON時のリセット信号です。

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+5Vと-5Vで600msの間、何度もリセットが掛かっています。
工作機械のノイズを考えて、TTLレベルではなく、±5Vで信号を入れているのだと思います。
これなら本当はリセットが掛かっているはずです。

回路図もないし、カスタムICの資料もないので、かなり解析が難しいです。
でも、唯一の希望は、手動でリセットをかけるときちんと動作することです。
つまり、リセットボタンと同じ動作を電気的に作ってあげればいいのですね。
次回をお楽しみに。

白菜の畝立てと定植

こんばんは、Tomです。今日から少し涼しくなると思っていたのですが、今日もバンバン暑かったです。明日から秋雨前線が覆うので、天気は崩れます。
さて、このところ修理の記事が続きました。修理も一段落しましたので、今日は先週末にカミさんと行ったアグリライフの記事です。今回は土曜日の畝立てマルチ張りと、日曜日に行った白菜の定植の記事です。

1.白菜の畝立て、マルチ張り
まずは土曜日の朝に実施した、白菜の畝立て、マルチ張りです。午前8時には雨が降るというので、雨が降る前に6時から8時まで実施しました。

1)畑に到着

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2)野菜の成長確認
まずは野菜の成長の確認を行います。

①大根
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②セロリ
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③レタス
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どれも順調ですね。これは日ごろのカミさんの管理のお陰です。

3)耕耘
まずは、先日耕耘した畑を再度耕耘します。

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4)畝立て
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5)マルチ張り
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6)二本目の畝立てマルチ張り
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これで白菜の定植の準備が出来ました。

2.チャレンジ畑の白菜の定植
今度は日曜日の夕方に行った白菜の定植です。
白菜は、カミさんが育苗した早生と晩生の2種類です。

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1)チャレンジ畑に到着 
チャレンジ畑に到着しました。

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今回はここに白菜を定植します。

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ニンジンは、とても元気になりました。

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2)早稲の白菜の定植
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① 穴あけ
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② 定植

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4.自分の畑の白菜の定植
今度は自分の畑に移動して、早生と晩生の白菜の苗を定植します。

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同様に穴あけします。

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白菜の苗の定植

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5.畑の仕上げ
後は草刈りをして畑を仕上げました。

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夏の草でジャングルになりましたが、やっと畑らしくなりました。
これで、冬野菜の準備がすこし出来ました。
冬の収穫が楽しみですね。

MICROのレコードプレイヤーの修理 -FINAL-

こんばんは、Tomです。今日は台風10号大陸を抜けて行きましたが、その影響もあって、宮城県は、最高気温35℃と猛暑の日でした。でも、この暑さは本日がピーク。明日から徐々に涼しくなってゆきます。
さて、今日の記事もMICROのレコードプレイヤーの修理の記事ですが、今回がいよいよFINALです。
前回修理は完了したので、今回はピカピカに仕上げます。

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1.ターンテーブル全体の仕上げ
1)ターンテーブル上のシールや粘着を取り除く
ターンテーブルの上には、バンドエイドやシールが貼られています。バンドエイドは防塵カバーを締める時の音を和らげるためだと思います。それらを剥がします。

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2)ターンテーブル全体を洗浄する
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3)アーム関連部品を洗浄する
アーム関連も洗浄します。バランスウェイトもきっちり洗浄し、ピカピカにします。
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トーンアームも綺麗になりました。

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4)ベルトプリ―の洗浄
ベルトプーリーは、経年劣化でぼこぼこになっています。これも洗浄します。

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5)インサイドフォースキャンセラーの動作確認
インサイドフォースキャンセラーがきちんと掛かるかを確認します。

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6)接点の洗浄
接点は洗浄した後、エレクトロニックスプレーで接点を磨きます。

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7)完了!
これでターンテーブル周りの洗浄と仕上げは完了です。

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2.外部電源の仕上げ
続いて外部電源の外観を仕上げます。

1)シールなどの粘着糊を剥がす
パーツクリーナーで粘着物を剥がします。

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2)電源BOXの洗浄
マジックリンと歯ブラシで、電源BOX全体を洗浄します。

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こんなに綺麗になりました。

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3)シールの製作
電源BOXの洗浄で、電源端子にフェルトペンで書かれている番号が消えてしまったので、剥離紙にプリントしたシールを作り、それを貼ることにしました。

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3.TOPカバーの洗浄
TOPカバーも洗浄し綺麗にしました。

1)粘着糊を剥がす
TOPカバーにも粘着糊がこびりついていますので、これを剥がします。

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2)TOPカバーを洗浄
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4.その他
1)ターンテーブルのゴムマットの洗浄
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2)TOPカバーのクッション貼り付け
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3)電源BOXのクッション足の取り付け
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5.最終確認
それでは、最終確認を行います。

1)ターンテーブルはピカピカ

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2)電源BOXもピカピカ
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3)音声もOKです
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4)最後にもともとのカートリッジを取り付けて完了です。
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これでMICROのレコードプレイヤーSOLID-5修理は完了です。
改造部分の解析にはちょっと苦労しましたが、何とか切り抜けました。
再ハンダや、電解コンデンサも交換しておりますので、あと10年間は使用可能であると思います。
喜んで頂けると良いなぁ~。

MICROのレコードプレイヤーの修理 -その4-

こんばんは、Tomです。今日は台風10号が韓国に上陸しました。台風10号は思ったほど大きなものではありませんでしたが、九州地方の皆様お見舞い申し上げます。
さて、今日の記事もMICROのレコードプレイヤー SOLID-5の修理の記事です。
これまで、配線、基板の半田の接点不良、電解コンデンサの容量抜けなど、思い当たる部分はすべて白でした。
そこで、今回は基本に立ち返り、ネットで情報を探しから始まります。

1.ネットで情報探し
1)回路図探し
ネットでSOLID-5のサービスマニュアルか回路図を再度探しました。残念ながらSOLID-5のサービスマニュアルはありませんでしたが、MICROの他のレコードプレイヤーのサービスマニュアルを見つけ、回路図をゲットしました。

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回路は異なりますが、回転スイッチに来ている茶、だいだい、黄色のハーネスの意味が解りました。
茶はコモン、だいだい33回転、黄色は45回転のハーネスとなります。やっと解りました。

2)SOLID-5の持つ不具合発見
おそらく、改造した理由は、何か不具合があったのだと思い、『SOLID-5の不具合』というキーワードを入れて探しました。
すると下記のブログを発見!

hypermoto.exblog.jp

3)改造の理由
上記の2つの情報から、下記の内容を想定しました。

① SOLID-5の切り替えスイッチのマイクロスイッチは接点不良を起こす。
② その接点不良を避けるために直接ボリューム、コモン(茶)と33回転(だいだい)をバイパスしていた。
③ その為、切り替えスイッチをオフしても回転していた。

これで決まり!

2.接点不良をリレーで解消計画
上記のブログでも判りますように、回転スイッチユニット部を取り外すのは大変です。従ってマイクロスイッチを取り出すことが出来ません。なので、回転スイッチの切り替えでリレーを駆動して、回転信号を切り替えます。
ちょうどリレーが2つあったので、これで33回転と45回転を切り替える事が出来そうです。

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1)リレー基板の製作
リレーを基板に半田付けして、逆起電圧のダイオードも半田付けしました。

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2)ハーネスの通し
フラットケーブル5本をターンテーブルの穴に通します。

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3)改造されたハーネスをすべて除去
改造されたハーネスを全て除去します。

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4)マイクロスイッチの導通を見る
すべて裸にした後、マイクロスイッチの接点を確認します。
すると、2つのマイクロスイッチのうちの一つの接点が40Ω~200Ωの抵抗値になりました。

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これでは、リレーを駆動させるにも抵抗が大きすぎ、たとえリレーを駆動するにも不安定すぎます。そこで、33回転/45回転の二つをリレーで処理するのは諦めました。
そこで術式を33回転一本にすることにして、依頼者の許可も頂きました。

3.33回転だけの配線
術式を変更して33回転の切り替えをリレーを駆動するための配線を行いました。

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でも、よく考えたら、33回転一本にしたら、回転ON/OFFするだけで良いので、問題ないマイクロスイッチで十分でリレーも不要になります。なので、配線もシンプルになりました。

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4.動作確認
動作確認を行います。

電源ON

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回転スイッチがOFFなので、回転しません。

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そしてレバーを33回転に倒すと、きちんと回転します。

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5.調整ボリュームの接点不良の解消
回転の調整を行うボリュームと半固定抵抗の接点不良をエレクトロニックスプレーで解消します。

1)調整ボリュームの接点不良解消
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2)半固定抵抗の接点不良解消
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これで、接点不良はほぼなくなりますね。

6.組付け
これで修理は終わり、組付けます。

1)コントロール基板の組付け
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2)電源ケーブルの固定
外付け電源のケーブルをホットメルトで固定します。

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3)カバーの組付け
最後にカバーを組付けて終了です。

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これで修理は終わりです。
次回は、仕上げを行います。
お楽しみに!

MICROのレコードプレイヤーの修理 -その3-

こんにちは、Tomです。今日は九州地方に非常に大型の台風10号が近づいています。九州の皆様どうぞお気をつけてください。瞬間最大風速は70~80mと言われておりますので、決して外には出ないでください。
さて、今日の記事も昨日に引き続きMICROのレコードプレイヤーの修理で、今回はその3となります。
昨日は配線の半田不良関連はシロでした。そこで、今回は基板上の半田不良と電解コンデンサを確認します。

1.コントロール基板の再ハンダ
まずは、コントロール基板の半田の接触不良を解消するために、基板上の古い半田を吸い取り、再ハンダを行います。
40年も経過しているので、半田が劣化して接触不良があってもおかしくありません。

1)半田吸い取り
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2)再ハンダ
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非常に地道な作業ですが、なんとかすべてのパターンの半田を再ハンダしました。

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3)洗浄
半田ショートなどを避けるために、クリーナーと歯ブラシで洗浄を行います。

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2.動作確認
さあ、動作を確認します。
スイッチオン!
やっぱり、回転スイッチがOFFの状態でも回転していますね。
大体回転数は33回転の感じがします。

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そして、33回転の方にレバーを下げると回転は速くなります。おおよそ45回転レベルです。

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実際、どのくらいの回転数なのか、Tomのターンテーブルで音を聞いてみました。

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結果はやはり、回転スイッチOFFの状態で、33回転の様です。
なんか不思議な現象ですね。
半田の接触不良はシロでした。

3.電解コンデンサの確認と交換
今度は電解コンデンサの確認と交換を行います。40年も経過しているので、容量抜けがあってもおかしくありません。

1)バラシ
まずは作業性が悪いので、基板を取り出し、放熱板をバラシます。

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これで基板単体になりました。

2)電解コンデンサの取り出しと測定
一番手前の10μFの電解コンデンサを取り出します。

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容量を測定したら14μFあり、十分です。

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3)新しい電解コンデンサに交換
折角ですので、今後の事も考え、手持ちの新しい電解コンデンサと交換します。

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4)その他の電解コンデンサも確認と交換
それでは、その他の電解コンデンサも取り出して、1つ1つ容量を確認します。

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①1μF
1μFの電解コンデンサも1.76μFありました。容量抜けはありません。

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②両極性の電解コンデンサ10μF

これも14μFあります。
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両極性の電解コンデンサは在庫がないので交換しませんが、他は在庫がありましたので、今後の為にすべて新しいものに交換しました。

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4.動作確認
電解コンデンサの容量抜けは無かったので、おそらくこれもシロですね。
でも一応動作を確認します。

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結果、今までと変わらないですね。

結局、基板周りはすべて問題なし。シロです。
さあ、困りました。
次回はネットでもっと情報を探してみます。
お楽しみに!