『PaSoRi』の修理  −Final−

おはようございます、Tomです。昨日から始まったSONYRFIDカード『PaSoRi』の修理は、今日で2日目となります。昨日は、ダウンロードサイトが非常に遅くてダウンロード出来ず、時間切れで中断しました。そこで本日は、ドライバとユーティリティをダウンロード、インストールから始めます。

1.ドラバとユーティリティのダウンロードとインストール
 昨日ダウンロードサイトを開くだけでも5分以上かかったのに今日は、サクサク動きます。おそらく、昨日はサーバーのメンテのタイミングだったのかもしれません。時間的に見てもこんな時間にドライバをインストールするのはTomくらいでしょうから。(爆)
 と言う事で、インストールはあっさり終了。

2.USBに接続し、ポートの自己診断をする。 
 1)早速『PaSoRi』をUSBに接続し、カードを乗せてポートの診断を行います。
 

 2)結果、USBとの接続はOKですが、カードとの通信が出来ない状態である事がわかりました。

3.基板にカードを乗せてスキャンする
 基板を裸の状態にするとこんな感じで、メイン基板の上に、RFIDのアンテナ基板が両面テープで固定されています。

 この上にカードを乗せて見ましたが、反応がありません。しかしカードをスライドするとほんの一箇所だけ、反応する場所がありました。右上のLEDが光っているのが見えるでしょう?(左はUSBアクティブLEDです。)このときにPCのユーティリティが自動的に立ち上がりましたので、カードを認識し読み書きが出来ると言う事になります。

4.アンテナを離してみる
しかし、こんな微妙な状態では、使い物になりませんし、実際ケースにはめてみるとカード固定位置では、カードを認識できません。若しかして基板の何かがアンテナに影響を与えているのでは?と思い、思い切ってアンテナを基板から離してみました。
 すると、カードは簡単に認識しますし、認識の範囲は格段に拡大しています。
 『これなら使える!』とTomは確信しました。

5.メイン基板との間にギャップを設ける
 やはり、思ったとおり、基板のからの何らかの誘導ノイズか何かでアンテナが影響を受けていた様です。そこで、メイン基板と、アンテナ基板との間にウレタンスポンジを入れてアンテナの影響をなくしてみましょう。

6.ギャップを設けた状態で動作を確認
 さすがにギャップを設けると、カバーはこんな感じで野暮ったい。でも使えるようにする事が目的なので、多少の野暮ったさは勘弁してくださいね。

 この状態で、カードを乗せてカードを認識するかを確認します。
結果は良好で、100%の確立でカードを認識するようです。実際100回はやってませんが(爆)

※写真ではACCESS LEDが光っていませんがシャッターのタイミングです。

7.ケーシングする。
 動作するからといってもあまりにもカッコ悪いのでは使いたくなくなると思いますので、ケーシングは少し実用的にしたいと思います。
 まず高さを安定させるために、ウレタンスポンジをメイン基板の別の場所にも貼り付けます。
 次に、手前側に傾斜をつけた状態で隙間テープを貼り付けてゆきます。(名前がいいですね〜。これが本当の隙間テープ。)

8.完成!
 完成しました。少し違和感はありますが、手前側に角度を持たせたことで、少し薄く感じられますし、LEDの視認性は少し良くなっていると思います。

おっと!、もう6時55分です。出勤の仕度をしなければ。
今日はここまで、それでは、また明日。

明日は、ゴルフコンペなので、あさの修理はお休みです。