FT-726の修理  −その1−

おはようございます、Tomです。今日は、寒くて起きることが出来ませんでした。今回は、久しぶりに修理の記事です。
この無線機は15年程前に頂いたもので、ここ数年は通電しておりませんでしたが、もったいないので、先般、ローカルのmarumorikoroさんにお貸しました。
ところが、やはり数年間通電していなかったので、最初はパワーが出るんですが、10数分すると、パワーがダウンしてしまいます。そして、最後は、全くパワーが出なくなりました。そんな訳で、せっかくお貸ししたのに、使えないのでは申し訳ないので、いったん引き上げて修理することにしました。修理するに当たっては、ダミーロードが必要ですので、ローカルのkamaさんからお借りしてきました。下の写真の左がFT-726、右が借りてきたダミーロードです。

1.動作の確認
 無線機にダミーロードを接続し、送信してみます。結果、PTTを押下した直後は出力出ますが、すぐにパワーダウンする様です。

2.早速開封
さあ、早速開封です。ところどころ飛ばしながら写真を載せますね。
 1)外装カバーを取り外す。これは結構カンタンですね。
 

 2)開封すると、内部はこんな感じです。
途中から、144MHzと430MHzのユニットになっています。上段が144MHzのユニットなので、それを取り外します。

 

ユニットを取り出しました。


 3)ユニットの開封
  次に、ユニットをバラします。ユニットはファイナルが見えるまでばらしてゆきます。


ファイナルが見えるようになるまでバラす

 やっとファイナルが見えるようになりました。

4.開封状態での動作確認
 すべてを開封した状態で、基板のいたるところに歯ブラシで振動を与えて、変化があるかどうかを確認します。


どうも変化はないようです。しょうがないので、さらにファイナル部分を取り出して、半田不良がないかもチェックしましたが、今のところ大丈夫の様です。これから、少し情報を取って、修理を続けます。