おはようございます、Tomです。昨日は、今年最高のお天気で、陽だまりではぽかぽかと暖かい日でした。少しずつ春が訪れていますね。でも、本日は一変して雪と雨です。
さて、昨日の記事は、クリスキットのパワーアンプのドライバー基板の再生記事でした。電源は出来たし、基板も出来た。次は、基板への電源の配線と入力の配線です。配線はしっかりしておかないとだめですね〜。
1.配線の前に・・・・
入力の配線の前に、する事があります。それは、入力コネクタであるキャノンの清掃です。このSONYのアンプは、入出力部がキャノンコネクタに改造してあって、流石に出力は後々面倒なのでキャノンは使用しませんが、入力部は、せっかくなのでキャノンをそのまま使用したいと思います。しかし、このアンプも年代物。キャノンコネクタは色が変わっています。これをきれいにしましょう!
1)マジックリンで表面の汚れを除去
マジックリンで全体の汚れを取ります。今回判ったのは、昨日基板の清掃でも掲載しましたが、以外に接点もピカピカになる事です。そこで、コネクタの接点に思い切ってマジックリンを吹きかけ泡がなくなるまで待ちました。
その後、綿棒で磨きとマジックリンのふき取りを実施しました。
2)エレクトロニッククリーナーで接点を清掃
次は、エレクトロニッククリーナーで本格的に接点の清掃です。これでマジックリンの除去も兼ねます。そして綿棒でさらに磨きをかけましょう。
3)最後は、接点クリーナー
最後は、仕上げに接点復活剤を、シュッと(ちょっとだけ)吹きかけ、接点が錆びない様に仕上げます。
2.入力の配線
さて、キャノンコネクタの清掃が出来た所で、次は、キャノンコネクタから基板への入力信号の配線です。
この配線の線材は、手持ちの『KANARE』の4芯ケーブルです。このケーブルは、主にPAのマイクケーブルとして使用されているメーカですが、シールドがしっかりしていて、Tomは好んで使用しております。でも、シールドをほどくのがちょっと面倒です。
それと、内部配線用としては、ちょっと太いかな?でもこのケーブルは手元に大量にあります(以前50m位購入していました。)ので、これを使用することにします。
4芯シードなので、2芯を信号、残りの2芯とシールドをGNDにします。やはりGNDは大事ですので、しっかりとしておきます。
3.電源ケーブルの接続
電源は、±30VとGNDです。通常は端子ラグに絡めてハンダ付けでしょうが、今回は、いくら表面をヤスリがけをしたと言っても、ラグと基板の接続が心配なので、ラグだけではなく、基板にも直付します。これで問題無いでしょう。
4.スタッドの取り付け
入力信号線、電源の配線も出来た所で、いよいよ基板のスタッドの取り付けです。通常は、六角のスタッドを使用するのですが、手持ちがないので、M4のボルト&ナット、そしてスペーサーの構成で基板を固定します。この部材なら、パーツ屋迄行かなくても、近くのDIYに売っていますし、安く購入できます。しかもM4なのでしっかりしています。
5.基板を取り付ける
さあ、基板を取り付けてみましょう。結構慎重に穴あけはしていても、うまくスタッドの間隔にうまくハマるか心配です。なんとかうまく取り付くようです。
6.キャノン⇔ピン変換ケーブルの製作
え?せっかく入力をキャノンにしたのに、変換ケーブルを作るの?と疑問をもたれる方がいらっしゃると思いますが、これは、あくまでも調整用です。このアンプが完成したら、キチンとしたキャノンのケーブルを作って接続します。
1)材料
材料は、キャノンコネクタ、カナレのケーブル、そして、その辺にあった、ピンのメスです。あくまでも調整用ですので、なんでもいいんです。