お早うございます、Tomです。昨日は、1ヶ月ぶりのラウンドの日でした。体調も整えて行きましたが、天気がいいのに風が強く、おまけにグリーンは早いし、めちゃくちゃ混んでいて、しょっちゅう待たされ、通常はハーフ2時間で回るところ、昨日は3時間でした。そんな事もあり、昨日のゴルフはスコアにならない結果でした。残念!
さて、気を取り直して今日もブログの書き込みをします。
今日の記事は、三連休に実施した、デジタル体重計の修理です。この体重計は、確か新築した時期に購入したタニタの体脂肪計付きのもので、もうかれこれ15年くらい使用しています。特にTomは体重を毎朝計測して、食事した内容も含めメモ帳に記入していますので体重計が壊れると非常に困ります。そろそろ購入しても良いのですが、まずは、修理して見ます。それでダメなら新しいのにしますね。
今回の故障は、体重計の手前に5このスイッチがあり、そのひとつを蹴ってスタートするのですが、どのボタンを蹴っても164cmという表示になって、スタートせず『ピッ、ピッ・・・・』と1分間隔くらいで、ブザーがなるという怪現象です。
さて、どんな修理になるのでしょうか?
1.まず、スイッチをバラす。
まず、Tomは、この故障の原因は、症状から判断すると5つのスイッチのどれかが入りっぱなしになっていて、他のスイッチを受け入れないのでは?と思いました。
そこでスイッチのユニットをバラして見ました。
結果、このスイッチユニットの各部を調べてみても原因がつかめませんでした。そうすると、今度は基板側がおかしいということになります。
2.本体をバラしてゆく。
スイッチユニットレベルで直ってくれると良かったのですが、どうやらスイッチレベルでは無いようです。そこで、本体をバラして行きます。でも、Tomは昔アナログ体重計をバラして元に戻せなくなった事があった(学生の頃)ので、ちょっと心配です。
さて、どんな構造だったんでしょうか?
1)まずは、支えているフックを外す
2)次に、底板を支えているバネを外す
上記1)では、フックが外れただけで、底板と上蓋が分離されません。そうです、すプリングが上下2つを繋いでいます。そこでそれを外します。
すると、なんとか上下の分離は成功して、中が見えるようになりましたが、基板から伸びているハーネスが邪魔できちんと開きません。しかも、基板を外すにも、基板迄アクセスができません。おそらく、これはバラス順番を間違えたに違いありません。
3)Topカバーを外す。
基板を取り外すためには、どうやらTopカバーを外さなければならない様です。
どうやら、この嵌め合いを外すしかないようです。
4)基板を外す
Topカバーをはすずと、やっと基板にアクセスが可能となります。この基板はビスで止められているのではなく、単に板金を1ヶ所曲げているだけのシンプルなものです。こう言う設計をしなければなりませんね。
3.本体の清掃
せっかく本体をバラしたので、いつものマジックリンで清掃します。
4.体重計メカの組み直し
体重計をバラすと、必ずといっていいほど、体重計のメカ部がバラバラになってしまいます。そこでそれをキチンと組み直します。
どうやら、このセンサで重さで動く変位を検知しているようですね。
5.スイッチユニットの仮接続
動作を確認する為に、スイッチユニットを仮接続します。
6.電池を入れ、動作を確認
電池を入れ、フロントパネルのスイッチを押下すると、体重入力が要求され、それを適当に入れてOKします。その後、スイッチユニットを押下すると、きちんと動作するではありませんか?
あれ?どのスイッチを押下しても、きちんと動作します。あの動作不良はなんだったんだろう?各部の接触の状態も調べましたが、なんともないようです。
7.体重計の変位センサの動作確認
今度は、変位センサがきちんと動作するかどうかも確認します。体重計ユニットを指で少し押下すると、きちんとデジタル表示はカウントアップされる様です。OKですね。
8.きちんと組み直し、本体を清掃
後はきちんと組み直し、本体をマジックリンでピカピカにします。
9.完成
ほら、こんなに綺麗になりました。まるで新品の様です。
これで、また10年間、Tomの体重を計測してくださいね。
10.検量
最後は、実際にTomの体重を測ってみます。Tomの体重は服を着ない状態で84kgです。
計測結果、84.6kgなのでこれでOKです。