おもしろプレイヤーの製作 −仕上げ−

皆さん、こんにちは、Tomです。今日は、朝から秋晴れで非常に気持ちの良い土曜日です。この様な日が毎日だと良いですね。

さて、今日は、いよいよおもしろプレイヤーの最終仕上げです。
今日の材料は、100円ショップで購入した、0.8号の釣り糸(テグス)と接着剤です。
でも、プレイヤーにテグスと接着剤?というのは、どんな関係?と思う方もいらっしゃるかと思います。

それでは次のヒントです。
これです。

これはなんか釣りの錘のように見えますね〜。でも、違います。
実はこれ、錘は錘でもSAEC製トーンアームのインサイドフォースキャンセラーの錘なんです。以前、バラした時にナイロンのテグスを切ってしまいました。

そこで、今回プレイヤーを作ったんですが、この錘を直す時間がなくて、インサイドフォースキャンセラーなしで使用していました。ところが、やはり音は、左側に偏ってしまい何だか落ち着きません。そこで、今日時間が空いたところを見計らって修復することに。
午前中、冬タイヤを購入しにカーショップに行ったついでに、となりの100円ショップで購入してきました。

1.錘にテグスを結び、瞬間接着剤で固定する
 まずは、テグスを延長しなければなりません。本当は、磯野波平の様な残った一本の糸を取り除き、新しいテグスを挿入すれば良いのですが、なかなか思うように外れません。
 仕方がないので、残った糸に今回買ってきたテグスを結び、その後に瞬間接着剤で固定しました。これで、テグスの延長はOKです。

  

2.余分な糸を切断 
 結び目に出来た余分な糸は、ハサミで切り取ります。

3.反対側に輪っかを作り、瞬間接着剤で固定
 錘を実際にトーンアームに取り付けて見て、長さを図ります。そこにマジックで印を付け、それを折り返し地点にして輪っかを作り、瞬間接着剤で固定します。
 これで、インサイドフォースキャンセラーの錘りの出来上がりです。


4.トーンアームに装着
 完成した、錘をトーンアームに取り付ければ完成です。
 どうです?なかなか格好いいでしょう?

5.音を確認してみる。
 いよいよ音出しです。今回のレコードは、昔聴いたKennyGのDUOTONESです。
 おーっつ!きちんとボーカルやサックスの音がセンターに定位してくれました。
 このプレイヤーは、段々と良くなってきて、もう手放せない逸品です。