ビクターのVHSビデオの修理 −その7−

おはようございます、Tomです。朝5時20分、いつものようにウォーキングをしようと思い、着替えて玄関の扉を開けたら・・・・なんと今朝は小雨がぱらついていました。久しぶりの雨降りです。

そんな訳で、本日は急遽ビデオの修理をすることにしました。

先日、データーシートを見つけたAN6327という松下のIC周りをオシロで確認します。

1.まずは電源から
 ICがまともに動くかどうかは、電源調べます。

 1)まずはGNDを探して、プローブのGND線をはんだ付けする。

 

 2)ICの電源を見る。
   このICは松下のカスタム品なので、通常のピン番号に電源はありません。22ピンのICなのに、13番ピンに電源、21番ピンにGNDがあります。

 結果、電源はあまり綺麗ではありませんが、きちんと5V来ているようです。

2.ビデオ出力信号(19番ピン)
 次に、ビデオ出力ピンである19番ピンを確認します。これは、ビデオデッキ本体が動作しているときと、青い画面の時の2種類の信号を確認します。

 1)スタンバイ状態
  

 2)ビデオ動作時
 


3.同期信号の確認(ビデオ動作時)
 私は、テレビやビデオの信号のことは良く解りませんが、テレビやビデオは、必ず同期信号
 があるので、その信号がキチンと出ていないと、同期がとれません。そこで22番ピンと1番ピン、2番ピンの状態を確認します。


 1)同期入力22番
  

 2)同期入力2番


 3)同期出力1番


4.同期信号の確認(スタンバイ時)
 ビデオ動作時の同期信号を見ても良く判らないので、スタンバイ時の同期信号を見てみることにしました。

 1)同期入力22番

 2)同期入力 2番

 3)同期出力 1番

こちらの信号の方が少しわかりやすく見えますね。でも何でこんなに同期出力のトリガーがいっぱいあるのでしょう?
おそらく、大きなうねりは、1画面で、細かい線が1ラインのトリガーなのでしょうね。

いけない!
もう7時になりました。それでは会社に行ってきまーす!