Avanciaの改良計画  −その4−

おはようございます、Tomです。今朝、アクセスカウンタを見たら、なんと40万アクセスまで、400アクセスを切ったではありませんか?
もう目の前ですね。
楽しみです。

さて、今日の記事はアヴァンシア改良計画 その4です。 
前回までは、USB端子を取り付けたり、スマホの音声をカーオーディオにつないだりと、内装系の改良が主でした。

でも、今回はヘッドライトの変色の除去という問題に立ち向かいます。
みなさんの車のヘッドライトは経年劣化で曇っていませんか?Tomの家の車は、5年物のFIT以外は、全て10数年経過しているので、すべての車のヘッドライトが曇っています。
なぜか車をピカピカにしても、ヘッドライトが曇っているだけで、古臭く見えてしまいます。それだけヘッドライトは、全体に与える影響が大きいのでしょうね。

1.現状
 
 Tomのアヴァンシアの経過年数は、13年、走行距離は20万kmを超えています。そうすると、当然ヘッドライト下記の様にくすんで来てしまいます。現在のヘッドライトは昔のようにガラスではなく、ポリカーボネート(樹脂)で整形されているので、様々な形に出来るのですが、その代わり、紫外線による劣化もあります。その為に、下記の写真の様に曇ってくるんですね。
 市販のヘッドライトクリーナーを使用した方も多いと思いますが、これだけでは、2〜3ヶ月で直ぐに元の状態に戻ってしまいます。



2.対応策

 この対策は、表面を削って、劣化した樹脂を取り除き、その後にコーティングを施す必要があるようです。

『樹脂の表面を削る??樹脂にそんなコトして大丈夫なの?』と思われるかもしれません。
ところが樹脂でも、2000番以上のヤスリやコンパウンドで磨きを入れると、驚くほど綺麗になります。


3.表面の劣化樹脂の剥がし

 まずは、800番の紙やすりで表面にある劣化した樹脂を除去します。紙やすりは、手でも磨けますが、結構疲れますので、サンダーを用いました。

800番の紙やすりで磨くと、ヘッドライトは真っ白になります。本当に大丈夫なんだろうか?
と思ってしまいます。




4.1000番、2000番の紙やすりで磨きを入れる

 今度は、表面の平滑性を出すため、1000番、その後2000番の水ペーパーで磨きを入れてゆきます。この時、ガラス表面やサンドペーパーには水を含ませて磨きを入れます。


結果、だいぶ綺麗になって来ました。


しかし、しばらくして表面が乾燥してくると、また曇ってきます。

5.コンパウンドとスポンジで磨きを入れる。
 ここからは、紙やすりではなくコンパウンドを使用して磨きを入れます。
Tomは、市販のヘッドライトクリーナーを使用しました。これには、コンパウンドと仕上げのトップコートの2種類がが入っていて1000円しませんので、格安です。
まずは、このコンパウンドとドリルで磨くスポンジで磨き込みます。


コンパウンドで磨き込むとこんなに綺麗になります。

6.仕上げはトップコート

 さて、コンパウンドで仕上げた後は、上記のクリーナについているもう一つの液、トップコートです。これを塗布することで表面が固くなり保護されます。



7.ビフォー&アフター
 
 これらの処置を施したライトの結果です。


ビフォー


アフター