クラニシ アンテナアナライザー BR-510の修理 −その9−

おはようございます、Tomです。昨日は、朝どんよりしていましたが、日中から晴れてきました。今日も朝から天気がよく、気持ちのいい朝です。今年は晴れ間が多くていいですね。でも、これで雑草も伸びるんだろうな〜。

さて、クラニシのアンテナアナライザの修理も華僑に入ってきました。前回は、ブリッジの50Ωの抵抗が焼けているのを発見し、写真の様に手持ちの10Ωの抵抗を5本シリーズにつなげて対応したら、インピーダンスは見事復活しました。ところが、SWRは、回復しません。今日はそこからです。


1.50Ωの抵抗を頂きました。

 昨日、会社のお友達のSakaさんとTakeさんから50Ωの抵抗を頂きました。
(Tomは手持ちに50Ωの抵抗は無かったので、前日、お二人にお願いしておきました。)

2.50Ωの抵抗3本を一気に取り替える

 せっかく数本抵抗を頂いたので、特性値のそろった抵抗3本をすべて取り換える事にしました。実は一本が焦げているという事は、他の2本も????だったからです。

 1)抵抗の足を磨く

 この抵抗は、金属皮膜の49.9Ω±1%のものです。折角ですので、抵抗の足もカッターで削り、接触抵抗をなくします。

 


 2)抵抗をはんだ付けする

 故障した抵抗も含め、3個のチップ抵抗を取り除き、ディスクリートの50Ωの抵抗をはんだ付けする。

Before
 

After


 <結果>
さて、結果ですが、まだ芳しくありません。


3.ダイオードを交換する。
 ブリッジ付近に使用されている、ダイオード4本も交換する。


取り出したダイオードを調べたら、1本NG品が見つかりました。

それでも、結果は、まだ芳しくありません。

だんだん迷宮入りになってきました。これは、あまりいい流れではありません。
少し、時間を置きましょう!