こんばんは、Tomです。今日は朝5時起きで、神奈川出張でした。東京は桜は満開。春うららかな日でしたね。宮城も先週末から暖かい日が続いています。いよいよ春ですかね〜。
さて、今日の話題は、週末に行ったビクターのレシーバーの修理 −その5−です。
前回は、チューナー基板の再半田を行ったことで、L側の出力信号が少し改善されました。
そこで、今回は、その続きです。それでは、いってみよう!
1.チューナー基板のすべてを再半田する。
まずは、前回はチューナー基板の1/4の面積だけ再半田しただけなので、チューナー基板全体の再半田を行います。おそらくこれで直るとは思えませんが、一応すべての接点不良をなくします。
2)L側のチューナー出力
結果、やはりLチャンネルの出力は低いですね。
2.トランジスタを取り出し、接点不良をなくす
それでは、今度は確信に入ります。増幅の度合いが異なるので、おそらくトランジスタ周りと判断します。しかし、Tomのこれまでの修理の経験から、半導体はほとんど壊れる事は無いというのが持論です。
1)トランジスタを取り外してみます。
まずはトランジスタを取り外してみます。すると、トランジスタの足は、真っ黒に錆びていました。
2)トランジスタの足をヤスリがけ
錆びたトランジスタの足をヤスリで削ります。
3.結果を確認する。
それでは、チューナー基板の出力を確認してみます。
L側のチューナー出力は、完全に復活しました。
4.スピーカー出力の確認
チューナーの出力がOKになりましたので、今度はメインアンプの出力、つまりスピーカーの出力を確認します。
スピーカー出力もOKです。L側出力が少しオフセットがずれている様ですが、まずはここまで復活出来ました。
次回は、外部入力AUXからの増幅も確認します。