今日は、『竹取りの翁』でした。

こんばんは、Tomです。今日は、朝からとても天気が良く、日差しもこれまでにないくらい強いもので、気温も30℃まで上がり真夏日を記録しました。
時期的に今日は各地で運動会が行われたのではないでしょうか?熱中症に気を付けてくださいね。

さて、Tomは先週泊りがけのゴルフに行きましたので、今日は家の仕事をしました。
それは、竹の伐採です。竹は、春になるとタケノコという自然の恵みを与えてくれます。しかし、同時に竹は一年で15m迄成長し、一気に周りの環境を破壊してしまいます。一昨年、Tomは単身赴任で家から離れていた為、空き地の隣の竹やぶから竹が侵入し、すっかり竹藪状態になりました。本来なら冬に伐採した方が良いのですが、冬は寒いので、やはり春に行いたいわけです。でも、暖かくなると、藪蚊が発生します。
しかし、今年は雨が降らず乾燥している為、藪蚊がほとんどいません。そこで、この好機を逃すわけには行きませんね。

1.道具の準備
 まずは、道具の準備です。今朝、お友達のGOLFさんから発電機をお借りしました。なぜ、GOLFさんが発電機を保有しているかというと、無線の移動運用の時に使用するからです。
これを軽トラに積みます。

それから、電動ノコギリ、普通のノコギリ、そして鉈(なた)です。これで準備完了です。

2.空き地に到着
 空き地に到着しました。ここは昔畑だったのですが、隣の竹藪からどんどん竹が侵入して来て、タケノコを採るだけの空き地になってしまいました。ところが、Tomが単身赴任で不在の時にすっかり竹やぶに変身してしまったのです。
そこで、今回はこの竹藪の殆どの竹を伐採することにしました。

3.竹を切り倒す
 まずは、竹を切り倒します。切り倒すといっても、ここの竹は『孟宗竹』なので、太さが半端ではありません。太いものでは、Tomの太ももくらいあるものもありますし、長さも15m以上もあるものもあり、結構危ないのです。

そこで、結構切れるカートリッジのノコギリを使用して、腰高の位置で竹を切り倒します。
本来は根本から切りたいのですが、根元から切るとしゃがんでいるので、いざという時に逃げるのが遅くなります。以前冬場にチェーンソーで竹を切っていて、倒れる方向が変わった為、体を避けたら、ぎっくり腰になった事がありました。それを避けるため、いつでも逃げる事が出来る様に腰高で切ることにしました。また、竹の繊維はとても強いので、チェーンソーでは、竹を10本程切ると、刃がなまって切れなくなってしまいます。そこで、今回はダイヤモンドチップの入ったカートリッジノコギリを使用することにしました。

まずは、倒れる方向に切り目を入れます。切れ味はすごく良いです。

次に、その反対側のちょっと上から切れ目を入れます。

すると綺麗に竹が倒れます。

ここまでの作業はとても順調で、鼻歌混じりでどんどん切り倒していました。

4.大変な作業が待っていた。
 敷地の半分くらいの本数を切り倒したところで、今度は、その竹の枝を掃い、切り刻む事に。
 ところが、この作業が結構大変でした。

 1)竹の枝を掃う 
 まずは、切り倒した竹の枝を掃います。ところがTomの右腕、右肩は、草刈り、芝刈り、その他の作業で昨年から炎症をおこしてして、とても痛いのです。これが結構大変でした。

 

 2)竹を1m幅で切り刻む
 今度は竹の幹を電動ノコギリで1m幅で切り刻みます。

結構この2つの作業が大変で、1本の竹の処理をするだけで、平均10分間の時間を要します。


5.45本の竹を処理しました。
 今日一日の成果としては、竹藪の2/3の竹を倒し、そしてその中の45本の竹を処理しました。
 

6.さらに地味な作業が待っていた
やれやれ、やっと道に倒れた竹、45本の処理が終わりました。
ところが、さらに地味な作業が待っていました。それは、掃った竹の枝を拾う作業です。
道には沢山の竹の枝が転がっており、このままじゃ帰れません。これを拾わなければ・・・。

この枝を一つ一つ拾います。1本の竹には15本以上の枝があります。45本の竹の枝を払っているので、600本以上の枝を拾わなければならないのです。Tomはミレーの『落ち穂拾い』を思い出しました。非常に地味な作業です。これを30分かけて道の枝をすべて拾い集めました。

これを、切り刻んだ竹の隣にまとめました。

これで道もすっきり!

これでやっとすべて作業が終了。時計は17:30を回ってました。

枝の一部は持ち帰り、先日作った柵の目隠しに使用することにしました。

7.ところで・・・・
ところで、みなさん。
竹の落葉の時期って知っていますか?
実は竹の落葉って今なんです。

5月は、若葉が芽吹く季節なのですが、竹は今が落葉の季節なんです。
だから、道には沢山の笹の葉の落ち葉がぎっしりです。

そして、軽トラに積んだ竹の枝を見ると、竹の枝には、笹の葉はなく、次の若葉が開くのを待っていました。

8.作業の後は・・・・

今日は一に大変な作業で、体重も3.5Kgも減少しました。
大変な作業の後の一杯は格別です。

明日は朝からまた竹処理を行います。
藪蚊が発生する前に、処理しなくては・・・・。