電源ラインを綺麗にする。 −その16-

こんばんは、Tomです。今日は朝方まで雨が降っていましたが、その後は曇り空、なんだかパッとしない天気でした。それでも3時ごろから晴れてきましたので、夕方1時間庭先で久しぶりにゴルフの練習をしました。もう、朝は寒くて、暗いので練習は出来ません。

さて、今日は午前中パッとしない天気でしたので、一時間ほどかけて先日製作したノイズフィルターBOXの前面パネルを製作しました。
何せ、100Vがむき出しなので危ないですからね。


1.前面パネルのバラシ
さて、このシャーシの前面パネルは、お友達のKamaさんから頂いたmarantzのプリメインアンプのシャーシーのものです。これにいつものようにアクリルパネルをつけてゆきます。

このパネルは、プラスチックモールドのフレームの上にアルミパネルが3つも取り付けてある何とも豪華なパネルですが、表面が凸凹しているので、このままではアクリル版がきれいに取り付かないので、これらをすべて取り除き、できるだけフラットな面にします。

それでは、バラシてゆきます。

これで、アルミのパネルはすべて取り除き、モールドのフレームだけになりました。

2.アクリル板を切り取る
次にアクリル板を切り取ります。手持ちのアクリル板は、ちょうどアンプ一台分のパネルの大きさ分だけ残しておきましたので、これを使用します。

1)大きさをけがく
前面パネルのフレームで切り取る大きさをけがきます。
現物合わせで申し訳ありませんが、これが一番確実なんです。

2)アクリルカッターで切り取る
次にアクリルカッターで切り取ります。アクリルカッターは、とても切れ味が良いので、加工していてとても気持ちがいいし、安心して加工できます。あという間に真っ二つ。

これでアクリル板の切り出しは成功です。

3.取り付け穴を開ける
アクリル板の切り出しに成功しましたので、次は、取り付け穴の加工です。

1)取り付け穴の位置決定
まずは、前面パネルのフレームの状態を見て、最も適切な取り付け位置を決定します。この状況では、縦横15mmの所が最も安全ですね。

2)穴あけ
次に穴あけ加工です。前回のパワーアンプの穴あけでは、ドリルをゆっくり回したので、アクリル板が割れてしまいました。そこで今回は、高回転にして、力をなるべく入れないで穴を開けてゆきます。

4つの穴あけは見事成功です。ボール盤があればもっと簡単なのですが・・・・・。

3)フレームに取り付け穴をけがく
アクリル板に穴が開きましたので、その穴を利用して、フレームの穴位置をけがきます。
まいど、現物合わせで申し訳ありません。

4)今回使用する六角ビス
今回使用するのは先日購入した、ステンレスの六角ビス(6mm)です。

5)穴あけ
先ほどげがいた穴位置にポンチで位置決めをし、ドリルで穴あけします。穴は、6mmよりも少し小さい穴を開けます。

6)タップ切り
そして、6mmの六角ビスと六角レンチで、フレームにタップを切ります。プラスチップなので、タップ切りは簡単ですね。

7)微調整
タップを切り終えたら、アクリル板をセットして、一度全ての穴に六角ビスを入れ込んで、位置を確認します。入らない場合は、アクリル板の穴を大きくするか、フレームの穴位置を広げて調整をします。

4.アクリル板のメクラ板を作る
そして、アクリル板だけでは、下地のフレームの穴が目立ちますので、メクラ板として、黒い色紙を作ります。この色紙も、今回で最後ですね。
またまた現物合わせで申し訳ありません。

これで、アクリル板ユニットが完成ですね。
光っている丸いのは、アームスタンドの蛍光灯の明かりです。

5.取り付け
それでは、フレームに取り付けましょう。
事前に、穴位置は調整しているし、タップも切ってあるので、取り付けはスムーズです。

6.パネルユニットを本体に取り付け
パネルユニットが出来上がりましたので、このユニットをパネルをノイズフィルターBOX本体に取り付けます。

TOPカバーも取り付け完了です。

これなら、安全だし、見栄えも良いでしょう?高級感もありますね。