YAMAHA モニタースピーカー NS-1000Mの修理 −その7−

こんばんは、Tomです。昨日は、台風9号で大変でしたね。でも今日は台風一過でお天気になりました。しかし、後から来る台風10号の影響で、大気は不安定です。午後は猛烈な雨が降りました。

さて、YAMAHAのNS-1000Mの修理もこれでその7迄来ました。昨日のレポートは、ユニットの合体です。そして、今日からのレポートは、いよいよ本丸であるスピーカーBOXの塗装になります。

1.塗装の前準備
さて、これから本体の塗装に入りますが、その前に塗装の準備を行います。

1)エポキシパテで、凹みの埋め込み
まずは、震災で倒れた際に凹んだ傷をパテ埋めします。

パテが付きやすい様に角を落とす。

エポキシパテを練る

エポキシパテを塗る

2)ステッカーの剥がし

3)マスキング

これでスピーカーBOXの塗装の準備が出来ました。

2.パテの削り出し
おっと待ってください。まだありました。
パテ埋めした角を削り出します。

3.ブラックペインティング
さあ、いよいよ塗装です。
ペイントは、エアウレタンスプレーペイントのブラックです。
初めて使用するので、どうなるかわかりませんが、下地の黒にするので、多少おかしくても大丈夫だと思います。

スピーカー1本に1本のペイントを使用し、何度も重ね塗りを行います。

なかなかいい感じです。

4.裏側の塗装
裏側は、ウレタンペイントではもったいないので、手持ちのラッカーで軽くスプレーします。

5.パテ埋めした角の補修
パテ埋めした角が少し浮いてきました。

6.仕上げ
下地の黒がほぼ完了しましたが、最後にサンドペーパーで表面を仕上げてゆきます。

そして、最後にもうひと塗りして、ベースは完了です。

これで、ピアノブラック塗装のベースは出来上がりました。
次回は、いよいよ透明ウレタンニスでピアノブラックです。
お楽しみに!