TDA7293デュアルアンプの製作 −その16−

おはようございます、Tomです。今朝の室温は、13.5℃。それほど寒くはありません。でも、外気はおそらく0℃くらいだと思います。これって二重サッシのお陰なのですね。20年前新築する時に会社の先輩にアドバイスされたのですが、二重サッシにして本当に良かったです。

さて、今日の話題は、久しぶりにTDA7293を使用したアンプの製作記事です。調整も終え、バラックの状態で暫く聴いていました。先週末の四連休、忙しい合間を縫って、少しずつ前に進めました。今日から3日間は、その模様をレポートします。
今日の話は、各基板の調整のために仮止めをしていた部品を正式に半田付けする内容です。

1.メインアンプ基板の仕上げ

まずは、一番大事なメイン基板の仕上げです。

1)入力コンデンサの仕上げ

入力コンデンサは最終的に秋月の1μFフィルムコンデンサに決定致しました。
そこで、これを正式に取り付けます。

コンデンサを取り外す

②足を短くして、再度取り付ける

③完了

2)出力の抵抗

今度は出力の抵抗です。
これもコンデンサ同様、取り外し足を短くして再度取り付けます。

3)入力フィルターの固定

基板の裏側に取り付けた入力フィルターです。

これは空中配線なのでこれをホットメルトで固定します。

左右同様の処理を行い完了です。

2.電解コンデンサ基板の仕上げ
電解コンデンサ基板に取り付けたOSコンは、最終的にシリーズに抵抗を入れない方が良かったので、抵抗を外し、正式に取り付けます。

抵抗を外します。

最後に絶縁と固定を兼ねて、ホットメルトで固定します。

完了!

3.電源フィルター基板の仕上げ

最後は電源フィルター基板の仕上げです。ここには、まるでブドウの房の様に、値の異なるOSコンを取り付けています。これを正式に取り付けます。

このままでは、3300μFの電解コンデンサが邪魔で取りつきませんので、これを取り除きます。

そこに、足を短くした、ブドウの房の様なOSコンを正式に取り付けます。

ホットメルトで固定します。

同様にスイッチング電源側のコンデンサも同様に付け替えをして、ホットメルトで固定しました。この時、電源ハーネスを固定していたホットメルトが邪魔でしたので、一旦取り除きました。

最後に、電源ハーネスをもう一度ホットメルトで固定します。

電源フィルター基板を固定して終了。

これで、各基板に仮止めをしていた部品をすべて正式に取り付け、最後にホットメルトで固定しました。ホットメルトは非常に便利な道具ですね。
瞬時にものを固定できますので、ホント助かります。

次回は、メイン基板の固定とハーネスの処理です。
お楽しみに!