インパクトドライバの第二の人生

こんばんは、Tomです。今朝はちょっと寒かったですね。そして、今日の日中も少し肌寒い感じでした。それもそのはずです。きょう未明から今年一番の大寒波が日本列島に上陸します。明日は久しぶりのゴルフなのに、おそらく雪のためクローズですね。残念!

さて、今日はこれまで10年間連れ添ったインパクトドライバの第二の人生の話です。
このインパクトドライバは、約10年前に7800円で購入した中国製のものです。

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10年前だし、中国製であるということもあって、電池はリチウムイオン電池ではなく、ニッカド電池でした。
なので、メモリー現象には気を付けていたのですがそれでも最近は5分くらい使用しているとすぐにバッテリーはNGになります。

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なんとか新しいバッテリーに変えたいものです。

1.バッテリーのバラシ

まずは、バッテリーをバラしてみます。
このバッテリーは幸い、熱溶着していないので、中身をばらすことが出来ました。

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中はこんな感じで、なんと端子に伸びている部分もバッテリーを使用して14.4Vを作り出しています。

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ニッカドの単2クラスを12本、すべて溶接して取り付けてあります。

これだと、仮にニッカドを購入しても結構な値段です。しかも溶接せずはんだ付けすると、大きくなってケースに入りきらない危険性もあります。
昔、ノートPCのリチウムイオン電池を交換したときもそれで大変苦労しました。
なので、ニッカド電池の交換はやめにしました。

2.本体のバラシ

次に考えたのは、車のバッテリーで駆動する方法です。
つまり、ワイヤードで使用するという方法です。軽トラックレベルのバッテリーなら安いし、容量もたっぷりあるので長時間使用できます。
また、大容量の安定化電源を使用すれば、100Vでも使用できます。
そこで、今度は本体をばらします。

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これでバラバラになりました。

3.ハーネスの取り付け
端子の部分に電源ケーブルを半田付けします。

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これでハーネスは取りつきました。

4.組み付け

さあ、あとは組付けです。

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5.動作確認

無線機の安定化電源の実験用ターミナルに接続します。

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成功です。
電圧は13.8Vまで上げられるので、ほぼ14Vで使用可能です。

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これで、このインパクトドライバーは、ワイヤードとして第二の人生を歩むことが出来ました。
電源だけの問題ですから、性能は変わりませんね。
ワイヤーがちょっと邪魔ですが、まあいいでしょう。
末永くお付き合いくださいね。