こんばんは、Tomです。今日は最低気温-4℃、最高気温は6℃という天気で、程々の天気でした。でも、最近の夕方は日の入りが遅くて嬉しいですね。だんだん春が近づいてくる感じがします。
さて、今日の記事は、昨日からお届けした『今年修理出来なかったもの』です。そして今日はその2です。
今日は、正月休みに時間があったので、ずいぶん使用していなかったデジタル置時計の修理です。
ダメ元で実施したので、直らなくても致し方ないのですが、そのプロセスをご紹介します。
1. 長年使用していなかった電波置時計
これが長年使用していなかったカシオの電波置時計です。
これは、確か当時1500円だったと思います。
コンパクトでとても使いやすかったのですが、電池が特殊でしたので、電池が切れた時点で使用するのをやめていました。
2.電池を再確認
それでは、どんな電池だったか確認します。
これは、3Vのリチウム電池です。今は殆ど見かけないですね。購入しようとネットで探しましたが、なんと2700円もします。
本体の価格である1500円よりも高いですね。
3.乾電池2本での可能性探索
リチウムイオン電池での交換は諦めましたので、今度は、普通の乾電池での探索を行います。乾電池は1.5Vで、2本必要ですので、そのスペースが必要です。
2)反対側の円柱部分
そして、反対側の円柱部分にも一本入りそうです。
3.バラシ
さあ、方向性が見えたので、バラします。
まずは見えているビスを除去します。
そして、隠しビスも探して、除去します。
これで、バラシは完了です。
4.リチウム電池の場所の加工
それでは、リチウム電池の場所を加工し、乾電池の場所を作ります。
5.電波時計のアンテナを除去
そして、もう一本の設置場所は、電波時計のアンテナの場所でした。
アンテナを除去して電池のスペースを作ります。
5.電池の接続
それでは、電池2本を半田付けして3Vにして、本体に接続します。
結果、復活するか?
ダメですね~。
6.安定化電源を接続して確認
今度は安定化電源で、きちんと3Vに設定して確認を行いました。
やっぱり駄目ですね。
7.クロックを確認
クロックを確認します。
クロックは発信していませんでした。これでは当然動きません。
そこで、クロックにかかわるチップコンデンサとセラミック発振子に再ハンダし、クロックの復活を狙いました。
しかし、結果はNG。
クロックが発振しなければ、回路は動きません。
残念ですがこれまでです。
8.部品取りのバラシ
この時計は使用できないことがわかりましたので、最後にゴミの分別と、使用可能な部品取りを行います。
とても細いタッピングビスはとても貴重ですので、これはパーツとして保管し、他は燃やせるゴミ、燃やせないゴミに分別します。
これで、お正月休みに行った、時計の修理の挑戦の記事は終わりです。
今回は修理できませんでしたが、クロックが発振しなければ仕方がないですね。
これは人間にとって心臓が動かないのと同じです。
今年は1月から2つも修理出来ないものがありましたが、これはどうしようもないので、あまり気にしていません。
今年も精進して頑張りますね。