クラシックこそホーンシステム!

こんばんは、Tomです。今日は一日曇り空。日曜日に梅雨の晴れ間がありましたが、今週は梅雨空に逆戻りです。
さて、明後日から4連休です。4連休は出来るだけ時間を作りウッドホーンスピーカーの仕上げをするつもりです。その前にウッドホーンにFINを付けたらいいか、付けない方がいいかを、様々なソースで聴き比べていました。

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2.Tomのジャンクシステム
Tomのアウトプットシステムは、余りお金がかかっていません。

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1)パワーアンプ
まずはパワーアンプですが、ジャンクに近い約5000円から8000円(ヤフオク)で落札したローランドのSRA-2400です。
でも、このアンプは、ギターアンプをベースにPA用のアンプしたので、ちゃんと楽器の音がします。

2)デジタルチャンネルデバイダ
そして、今年購入したdbxのデジタルチャンネルデバイダー、DriveRack PA2です。これは新品でも3万円ちょっとなのですが、マルチアンプで最も調整が難しいホーンスピーカとの位置合わせや位相合わせ、クロスオーバー周波数、減衰率などが、ビジュアルに調整出来き、全く悩む異なく、自分の欲しい音に調整出来ます。
PA用なので多少のヒスノイズは出ますが、それ以上に効果はあります。このチャンデバはTomが断捨離したお金で購入しました・

2.スピーカーもあまりお金がかかっていません。
そして、スピーカです。

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1)TANNOY
一番下はTANNOYですが、これは、Tomの会社の先輩から20年くらい前にレクタンギュラーヨークを2万円で譲ってもらいました。その後、山形の工房でエッジを交換してもらいましたが、同時期に偶然スーパーレッドモニタの箱を頂きました。そこで、スピーカーユニット(HPD-385)をスーパーレッドモニタに移植。レクタンギュラーヨークはヤフオクで出品し、エッジの交換費用を賄いました。なのでかなり安いです。

2)ミッドレンジ
そして、今年の5月の連休から製作している、ウッドホーンスピーカーです。ドライバーはTomが学生の時にバイトをしていたPAの会社から安く譲っていただきました。

3)ツイーター
ツイーターは、Tomが学生の時に購入したフォステクスのFT-40H(3800円)です。でも、このホーンツイータはなかなか良いのです。

3.FINを付けるか付けないかの決断
ウッドホーンにFINを付けるか付けないかを決めるために、先週までは主にJAZZを、そして先週末からクラシックを聴いています。
そこでわかったのが、ホーンシステムこそクラシックに最適ということです。
これまでは、ホーンシステムはやっぱJAZZだなぁ~と思っていました。
ところが、自作したウッドホーンで聴くクラシックは、バイオリンが透明、管楽器の抜けが良く、ホールの残響音がしっかり聴こえ、音に立体感が出るようになりました。
これまでのTANNOYシステムでは得られなかった事です。
何を聴いても納得できます。
そして、FINを付けるか付けないかですが、FINを付けたほうがクラシックが綺麗に聞こえます。
そこで、結論はFINありです。

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そして、Tomが20代の時、お金がないので1枚1000円で購入したCDも結構見違える様な音で鳴ってくれるんです。

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マルチアンプ+ホーンシステムはTomの最終到着地点ですが、なぜ今までやらなかったのだろうと思えるくらい、劇的に変わるし、非常に安定しています。
ジャンクなシステムですが、とても素晴らしい音がします。
オーディオで悩んでいる皆さん、デジタルチャンデバ+マルチアンプ+ホーンシステムを是非試してみてください。
それまでの悩みが吹っ飛びます。機器はそれなりでもOKです。