こんばんは、Tomです。今日は少し暑さが緩みましたが、それでも日中は暑かったそうです。でも夕方はやはり涼しくなりました。もう、猛暑日は終わりですね。
さて、今日の記事は先日やりかけたパナソニックのリモコンの修理の続きです。
1.ジャンクリモコンをゲット
前回は液晶がNGだと分析しましたが、その部品はないのでヤフオクで、液晶は表示できるけどリモコンの赤外線LEDが光らないというジャンク品を980円でゲットしました。それが届きましたので、日曜日の朝に修理することに。
2.ジャンクリモコンをばらす
ジャンクリモコンから液晶を取り外して移植するのがいいのか、赤外線LEDの方を直すのがいいのか迷いましたが、まずはLEDを直すことにしました。そこで、ゲットしたジャンクリモコンをばらしてみることに。
安定化電源をつなぎます。
電源ON!きちんと液晶は表示されますね。
3.LEDのドライブ信号を確認する。
次に、赤外線リモコンが切れているのか、LEDをドライブ信号が出ていないのかを確認するために、LEDの根元の信号を確認します。
結果、LEDが壊れているわけではなく、LEDのドライブ信号が出ていません。
4.赤外線LEDが壊れていないリモコンのドライブ信号を確認
それでは、液晶は表示しないが、赤外線リモコンは動作するもともとのリモコンの信号を確認します。
ドライブするトランジスタのベースとコレクタにハーネスを半田付けします。
確認結果、こんな波形が出ています。
5.赤外線LEDが壊れているリモコンのドライブ信号を確認
今度は、赤外線LEDが壊れている方のドライブトランジスタの信号を確認します。
結果、コレクタの信号が出ていないどころか、ベース信号もNGです。とするとこのトランジスタの前のトランジスがNGです。そこで、その前段のトランジスタのコレクタとベース信号も確認します。
やっぱり駄目ですね。
6.液晶の交換
仕方ないので、やはり液晶を交換することにしました。
液晶を交換すると、ちゃんと表示する事が出来ました。
7.組み立て
後は組み立てて終了です。
今回のリモコンの故障は、液晶パネルが原因だったようですね。
液晶が壊れる事はあまりないのですが、これではどうしようもないです。
ジャンク品を購入して液晶の部品が取れて良かったです。
依頼者の方からも喜んで頂きました。