こんばんは、Tomです。今朝の最低気温は-4.1℃。まあまあの寒さです。日中は7.5℃くらい迄上がったので、ちょっと安心しました。
さて、Tomは年末に、庭のソーラーライトを8年ぶりに新しくしました。
しかし、設置したその日は綺麗に光っていましたが、その後は、5個のライトの中でまともに光っているのは2個だけでした。なんという品質。でも、このライトの購入をしたのは福島なのでそこまで返品処理をするのが大変です。そこで、本日は朝6時から、ソーラーライトの修理を行いました。
1.新しいソーラーライトの不具合
このソーラーライトは、1個500円くらいのものです。これまでのソーラーライトはポリカーボネートでしたので経年で曇ってしまいましたが、今度のライトは、ガラスなので長持ちしそうです。
ところが、このライトの品質がイマイチ。
6個購入したのですが、1つはガラスが壊れていました。
そこで5個庭に設置したのですが、初日は電池があったので光っていましたが、その後は2個しか光らなくなってしまいました。そこで、光らないソーラーライトの修理を行います。
2.電源スイッチの接点復活
まず、接点である電源スイッチが怪しいです。電源スイッチの接点が錆びて、スイッチの周りが茶色になっています。
そこで、エレクトロニックスプレーで接点を綺麗にしました。
しかしながら、LEDは点灯しません。
3.ニッケル水素電池の交換
次にニッケル水素電池を交換し、LEDが光るかどうかの確認を行います。
1)古いニッケル水素電池の取り出しと電圧確認
電圧を確認します。
殆ど電圧がありません。
2)新しいニッケル水素電池の設置
100均のニッケル水素電池を入れてみます。
電池を交換すると、LEDはきちんと光りますね。
4.不具合の想定と対処
この故障の原因は、スイッチの接点不良が起き、ソーラーの充電が出来なくなった。従って、ニッケル水素電池の電圧が低下し、LEDが光らなくなったというシナリオだと思います。
そこで、スイッチをバイパスすることにしました。
1)さらなるバラシ
2)スイッチをバイパス
次にスイッチのハーネスを切断し、半田付けをすることで、常時スイッチをONする改造を行います。
これで、接点不良が無くなり、きちんとソーラーの充電が可能となりますし、LEDもきちんと光るようになりました。
この作業を5個のソーラーライトすべてに行いました。
5.古いソーラーライトの修理
古いソーラーライトも修理します。
1)バラシ
まずは古いソーラーライトをバラシます。
2)古いニッケル水素電池と交換
古いニッケル水素電池を取り出し、先ほど新しいニッケル水素電池から取り出した電池を設置します。
古い電池の取り出し
新しい電池の設置
綺麗にLEDが光るようになりました。
6.完了!
新しいオーラ―ライトだけでなく、古いソーラーライトも修理したので、すべてのソーラーライトが復活しました。
あとは、古いソーラーライトの表面を研磨して曇りを除去すればもっと明るくなりますね。
庭が明るくなり嬉しいです。
今回の修理で掛かった費用は手持ちのニッケル水素電池5本。消費税込みで550円です。
古いソーラーライトもメンテすれば長く使えますね。