こんばんは、Tomです。今日は天気が崩れるという予報でしたが、一日中晴れの天気でした。今日は有休奨励日でしたので、お休みを頂き、三連休でした。三連休の最終日が晴れて良かったです。
さて、この三連休は、いろいろな事をしました。まずは昨日の記事の続き『25年経過したマッサージ機(松下リアルプロ EP2110)の修理』です。
サブタイトルがFINALという事は・・・・・・そうです!修理が成功したのです!
それでは、修理が成功した結果までの過程をレポートします。
1.昨日の記事のおさらい
昨日の記事は、今年の夏休みに実施した記事で、電磁クラッチを分解したけど、特に大きな問題が無かったという内容でした。
今日はその続きです。
2.メイン基板を確認する
クラッチが問題ないとすると、今度はドライバーがおかしいという事になりますので、メイン基板を確認します。
1)基板の取り出し
基板にGNDのリード線を半田付けしようとおもい基板を取り出しまします。
2)基板の観察
基板を取り出し、ドライバー周辺の回路を確認しました。
すると、電磁クラッチ関連のドライバーは、なんと2次側の回路ではなく1次側の回路の様です。調べて良かったです。
3.ドライバーの信号確認
ドライバーの信号を確認します。
1)プローブの工夫
ドライバの信号はACなので、ドライバーの端子の信号を確認するために、プローブの工夫を行います。
2)ドライバー信号の確認
ドライバーから出る信号を確認します。
ドライバーはキチンとドライブ信号を送出していますね。
4.別の電磁クラッチの構成を再確認する
ドライバーがOKという事は、やはり電磁クラッチがNGという事になります。そこで、先日ばらした電磁クラッチがきちんと組付けられているかを確認するために、別の電磁クラッチをバラします。
ばらした結果、先日ばらしたクラッチの組付け方が間違っていた事が判りました。
そこで、再度組付け動作を確認しました。
でも、やっぱり動きません。
5.パナソニックのサービスに問い合わせる
これはもうお手上げですね。そこでパナソニックのサービスに問い合わせました。
結果、やはり想像通り、サービスパーツはもうすでになくなり、修理は不可能という事でした。
6.最後の切り札にかける
もう、メーカーは直してくれません。
Tomが何とかするか、あとはバラバラにしてゴミに出すかしかありません。
でも、もう後がないので、最後の切り札に欠けるしかないです。
最後の切り札というのは、ネットで調べている時に『クラッチのドロドロに溶けていたゴムを取り除いたら、クラッチが動作し始めた。』という言葉です。
1)クラッチのゴムを外す
Tomのマッサージのクラッチのゴムは溶けていませんでしたが、もしかするとこのゴムを外せば動くかもしれません。
これが最後の切り札です。このゴムを外してみます。
2)動作確認
ゴムを外して、組付けて動作を確認します。
スイッチON! マッサージ開始!
すると、モミユニットが動き出しました。
うれしい!
答えは、電磁クラッチの中にありました。
諦めなくて良かったです!
7.組付けて実際の動作確認
動くのを確認出来ましたので、カバー以外を組付け実際に動作を確認します。
ちゃんとマッサージが出来ました!
嬉しいです!
マッサージ機の復活です!
諦めなくてよかった~。