こんばんは、Tomです。今朝は朝霧、その後は一日中晴れて、ポカポカ陽気でした。最高気温は14℃でしたが、外で活動をしていても、日差しが暖かかったです。でも、明日は一日曇り空の様ですね。残念!
さて、今日の記事も、昨日の引き続き『ワーゲン空冷ビートルのカーラジオの修理』で、今日はその6です。
昨日の記事では、DC12Vの電源を誤って逆挿ししてしまい、全体が壊れてしまいました。これはTomにとって非常にショックです。ちょっとしたミスで、振出しに戻りました。昨日、部品が届きましたので、今日は朝5時半に起床し、その続きを実施しました。
1.届いた部品
今回のラジオの半導体は、チューナーICとアンプICの2つしかありません。そこで、ヤフオクで2つのICを落札していました。それが昨日届きました。
2.チューナーICの交換
まずは、チューナーICを交換します。
1)半田ごての先の交換
今回は、少しピッチが狭いので、半田ごての先細いものに交換します。
2)チューナーICの取り出し
3)チューナーICの半田付け
新しいチューナーICの半田付けを行います。
2.アンプICの交換
次にアンプICの交換を行います。
1)アンプICの取り出し
2)アンプICの取り付け
3.組付け
基板を本体に組付けます。
4.動作確認・・・・ところが!
さあ、動作を確認します。
1)電源ON!
2)基板から煙が・・・・
ところが10秒ほど経つと、基板から『パーン!』という音がして、煙が出ました!
久しぶりの煙ですね。逆電圧で電解コンデンサが吹っ飛んだのかな?
3)壊れたのはフィルムコンデンサだった
ところが基板を観察すると、なんと0.15μFのフィルムコンデンサでした。
4)ポリエステルコンデンサに交換
Tomの在庫部費を探したら、0.18μFのポリエステルコンデンサがありましたので、これに交換します。
電源を入れても、一応大丈夫でした。
5.チューナーとアンプを分離し、アンプの動作を確認
一応安定したので、これから本格的に、修理を行います。
今度は、チューナー部とアンプ部を分離し、アンプ部の確認を行います。
1)アンプICの情報をゲット
まずはアンプICの情報をネットで収集します。
2)チューナーとアンプを分離
チューナーとアンプを分離します。
3)iPhoneで1KHzの信号を入力する
チューナーの信号を分離し、アンプにiPhoneから1kHzn信号を入力します。
OKです。
6.音楽信号を入れて確認
今度は、実際にスピーカーを接続し、iPhoneから音楽を入力して音声を確認します。
AmazonMusicHDでラリーカールトンのRoom335を入力してみます。
スピーカーから、綺麗なRoom335の曲が流れてきました。
しかも、音声はノイズもなく、音量が上がったり下がったりせず安定しています。
結果、アンプ部は大丈夫であることが判りました。
7.アンプ部の仕上げ
アンプ部動作の問題がない事が明確になりましたので、アンプ部の電解コンデンサをホットメルトで固定します。
これで車の振動にも耐えることが出来ますね。
だんだん、先が見えて気ました。
次回はチューナーユニットの確認です。
お楽しみに!