テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理 ーその3ー

こんばんは、Tomです。今日は、比較的良い天気でした。しかし、コロナのオミクロン株の広がりは物凄いです。本日の新規感染者は32,000人になりました。何とか食い止めないと・・・・・。
さて、今日の話は久しぶりに『テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理』で、今日はーその3ーとなります。前回は修理したと思ったら、表示部が突然消えてしましました。こちらの方が深刻なので、まずは表示部の修理を行います。

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1.表示部までの経路を再ハンダ
表示部が突然消えたという事は、どこか接触が悪いかもしれません。
そこで、トップカバーの基板がら表示ユニット迄のフラットケーブルの再ハンダを行います。

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2.動作確認
一度組付けて、動作を確認します。

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ウーン、ダメですね。

3.トップカバーの基板をばらす
これでは、信号を追いかけられないので、TOPカバーから基板をバラします。

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4.信号を追いかける環境を作る
取り出した基板を本体に載せ、メイン基板から表示部までの信号を追いかけるための環境を作ります。

1)電源スイッチの取り外しと設置
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2)基板の接続
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5.動作確認
環境を整えました。
まずは、ダメ元で電源を入れてみます。

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当たり前ですが、表示部は光りませんね。

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6.サービスマニュアルをダウンロードし、信号を追いかける。
ネットでサービスマニュアルを探したら、なんとか見つかったのでダウンロードして回路図が手に入りました。

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回路図を基に信号を追いかけます。

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結果、表部への信号は問題が無いのですが、電源がおかしいです。
その電源のコネクタは、メイン基板のCN11の様です。
次回は、メイン基板を中心にメンテナンスします。

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