OYAGレコードクリーナー液とケルヒャーのバキュームクリーナーのレコードクリーニング

こんばんは、Tomです。今日はほぼ一日曇り空でしたが最高気温は16時でなんと22℃。少しモヤっとした気温でした。昨日の24℃といい、本日の22℃といい、既に5月並みの暖かさですね。
さて、今日の記事はオーディオライフに戻ります。前回修理したバキュームクリーナーでのレコードクリーニング液の吸い取り。そして、バキュームクリーナーの幅の狭い口のアタッチメントに交換してのクリーニング効果の実験です。

1.修理したバキュームクリーナー
これが、先日修理したジャンクなケルヒャーのバキュームクリーナーです。

吸い込み口がちょっと大きいですね。

2.試しクリーニング
それでは、クリーニングしてみます。
今回も物置に置き去りにされた45年前のサンタナのマラソンというLPです。盤面は凄い埃です。

さあクリーニングしてみましょう。

バキュームしてみましたが、やはり口が大きいです。

この工程を2回行いました。

最後にレフ球のランプで乾燥させます。

3.視聴
さて、クリーニング結果を聴いてみます。

おおーっつ!あんなに埃だらけだったレコードですが、殆どスクラッチノイズが聴こえません。やはりバキュームで汚れた液を吸い込んだ効果は大きいと思います。

このレコードもすっかり元通りになりましたので、Tomのコレクションに戻しますね。

4.ナベサダのレコードクリーニング
さあ、ここから本格的なレコードクリーニングになります。まず最初にクリーニングするのは、ナベサダのレコード4枚です。

何故ナベサダからクリーニングするのかというと、Tomが高校2年の時に、一番上の姉からもらったナベサダの『My Dear Life』でジャズ/フュージョンの世界に入るきっかけを頂いたからです。なので敬意をもって、このレコードからクリーニングします。このアルバムは今でも色あせません。

それではクリーニングします。

1)OYAGのレコードクリーナーを塗布する
ターンテーブルを回転しながらOYAGのクリーニング液を約6mlレコードに塗布し、ニイノニーノのレコードクリーナで均一に伸ばし1分くらい放置します。

2)ブラッシング
ターンテーブルを回しながら自作のデンターシステマのブラシで、約1分間ブラッシングします。

3)バキュームクリーナーの吸引口の交換
今回は、バキュームの小さな口を調達しました。

丁度良い大きさですね。交換した大きね吸引口は年末の大掃除の窓掃除に使用しましょう!

4)バキューム
ブラッシングして埃が混じったOYAGのクリーニング液をバキュームします。
今回の口はLPレコードの半径と同じくらいなので、丁度良い大きさですし、吸引も前よりも綺麗に吸い取れました。

5)乾燥
最後にレフ球で乾燥です。

6)視聴
それでは、早速聴いてみます。
やはり『My Dear Life』は良いアルバムです。リーリートナーもディヴグルーシンもエネルギッシュな演奏をしています。
全然色あせていません。



前回修理したケルヒャーのバキュームクリーナーと小さな吸引口のお陰で、前回よりもOYAGのクリーニングが更にパワーアップしました。もう、レコードクリーニング楽しくて仕方ありません。
ただ、ブラッシングがちょっとかったるいのが課題です。
更に改善を行います。楽しみですね。