OYAG レコードクリーナーで45年前のレコードが復活!

こんばんは、Tomです。昨日はとても暖かくお花見日和だったのに、今日の天気は一日中曇り空で、最高気温は11℃と小寒い一日でした。途中晴れるという予報でしたので、近くの桜堤の花見散歩と自宅の枝垂れ桜のお花見をする計画していましたが、急遽中止となりました。残念!
さて、今日の記事は先日頂いたOYAGのレコードクリーナーを使用した、レコードの復活の話です。高校1年生の時に購入したバッドカンパニーの青春のレコードがOYAGのレコードクリーナーで見事に復活しました。

1.レコードクリーニングツール
これが今回実施するレコードクリーニングのツールです。

1)自作したクリーニング用ターンテーブル
まずは、数か月目に1000円のマイクロのジャンクターンテーブルを改造して製作したターンテーブルです。この製作記事は、下記のリンクをご覧ください。

tomtom1ono.hatenablog.com

2)自作クリーニングブラシ
そして、これがOYAGクリーニングブラシを真似して製作したクリーニングブラシです。デンターシステマが6つ貼り付けてあります。それを2個作りました。

3)ニイノニーノ2製クリーニングぐブラシ
これは福岡の中古レコードショップ、ニイノニーノ2さんが商品化されたVCWブラシという商品です。OYAGのクリーニング液をンまんべんなくレコードに均一に塗布するブレードです。価格は650円位です。

4)OYAGクリーニング液
これがOYAGクリーニング液です。Tomは既に1年ほど前にFBのお友達のEgaさんからご教示いただき、OYAGのクリーニング液(1000ml)を購入していましたし、その後クリーング装置を自作していたのですが、時間が取れなくて使用していませんでした。しかしながら、今回はOYAGの社長の南野さんからOYAG創立キャンペーンで200mlのクリーニング液とクリーニングクロスを頂きました。まずはこれを使用します。

5)スポイト
クリーニング液を正確に吸い取るためのスポイトです。これもプラスチック製なので、安いです

6)バキュームクリーナー
そして、これがヤフオクで2000円でゲットした、ケルヒャーのバキュームクリーナーです。

2.クリーニング
それでは、さっそくOYAGレコードクリーナーでレコードのクリーニングを行います。

1)参考動画
クリーニングするにあたり、YouTubeでOYAGのレコードクリーナーブラシでクリーニングしている動画がありましたので、これを参考にしました。

www.youtube.com

2)クリーニング液をブラシとブレードに塗布
クリーニングを始める前に、ブラシとブレードにクリーニング液を塗布します。

3)レコードをセット
レコードをセットします。まずはテストですので、頂いたレコードを使用します。

結構埃が付いています。

4)マイクロスコープで埃を確認
クリーニング前に、マイクロスコープで盤面にこびり付いている埃を確認します。

結構酷いですね。

5)クリーニング液塗布
スポイトで6mlのクリーニング液を取り、クリーニングターンテーブルを回しながら、クリーニング液をまんべんなく塗布します。

6)ブレードで液を均一に伸ばす
ニーノニーノ製ブレードでクリーニング液を均一に伸ばします。

7)クリーニング液を寝かす
クリーニング液を均一に伸ばした後、約2分くらい寝かします。

8)ブラッシング
いよいよ自作クリーニングブラシで2分間ブラッシングします。

9)クリーニング液の除去
埃を吸ったクリーング液を除去します。

当初、ケルヒャーのバキュームクリーナーを使用しようと思っていましたが、なんと動きません。

そこで、南野さんから頂いた、OYAGクリーニングクロスで液を拭き取ります。

10)乾燥
乾燥は、別のターンテーブルでレコードを回転させ、そこにレフ球のランプを2分間照射します。

Tomはこの工程を2回実施しました。

3.試聴
いよいよ試聴です。埃まみれだったレコードはどの程度復活するでしょうか?

ターンテーブルは、昨年の夏に自作したターンテープルを使用します。
tomtom1ono.hatenablog.com

そして、イコライザ―は、昨年LINNのKAIRNを修理した時に依頼者から頂いたLINNのプリアンプLK-1のフォノイコライザを使用します。
tomtom1ono.hatenablog.com

さあ、聴いてみましょう!

結果、凄い!の一言です!
レコードの溝にこびり付いた埃やカビによるプチプチ、ザラザラという音は殆どなくなりました。
そして、音もとてもクリア、且つ滑らかです。
まるで買って来たばかりのレコードと同じ様な感じです!

4.45年前のレコードの復活
そこで、今度は約45年前の高校の時に購入し、物置の2Fで埃だらけになっていたレコードを引っ張り出して来ました。
バッドカンパニー、サンタナ、そしてカルメンマキ&OZのレコードです。
まずはバッドカンパニーから

これを先程の工程を2回行いました。

さあ、聴いてみましょう!

おおーーーーーーっ!青春(16歳)の1ページが見事に蘇りました!
感動です!

5.保管
折角綺麗にしたので、内袋と外袋を新しくし、綺麗にして大事に保管したいと思います。

OYAGのレコードクリーナー液と自作のクリーニング装置で、昔のレコードが完全復活しました。
これもひとえにOYAG社長の南野さんのお陰です。
OYAG最高です!
少しずつ手持ちのジャズ&フュージョンのレコードをクリーニングして行きたいと思います。
お楽しみに!