シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-52ZSの修理 ーその2ー

こんばんは、Tomです。今日はついに雨が降り出しました。でも、日中はまた晴れて、最高気温は31℃まで上がりました。でも夕方はまた雨が降り出しました。仙台駅では地下道が冠水したそうです。明日は朝から雨の様です。
さて、今日の記事は昨日の続きで『シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-52ZSの修理』で、今日はその2となります。
前回はバラシ迄終わったので、今回は電源基板を見て行きます。

1.電源基板を取り出す
電源基板を取り出します。

2.電源基板を観察する
まずは電源基板を観察します。
すると、高電圧のセラミックコンデンサーが2つパンクしていました。

これはいけませんね。おそらく半導体が壊れていると思われます。

3.FETの生死を確認する
この破裂したコンデンサの周辺のFETと思われる半導体をチェックします。

どうやらこれがやられたようです。Q7602です。

4.回路図をゲット
この電源基板の型番はDPS-143BPというもので、ヤフオクなんかで中古で販売もされているようです。
でも、その前に部品で直せば、格安で修理が出来ます。
そこで、ネットでDPS-143BPの回路図やサービスマニュアルを検索したら、うまく入手することが出来ました。

そこで、FETとセラミックコンデンサの型番を調べました。

Q7602:2SK3562(Q)
C7624:1nF 1kV

もう一つのコンデンサは、下記の通りでした。

C7817:470pF 1kV

5.部品を発注!
早速部品を発注しました。
FETに関しては、AliExpressに、そして高耐圧のセラミックコンデンサヤフオクでGETしました。


ヤフオクコンデンサは直ぐに到着したのですが、AliExpressのFETは到着まで10日~2週間かかります。
この時間が勿体ないですね。
でも、特殊な半導体が日本にストックされているケースはまれで、殆どが中国です。まあ致し方ないですね。
もし、この3つの部品で直らなかった場合は、素直に電源基板ユニットを交換します。
直ると良いですね。