TEACオープンリールデッキ A-2300Sの修理 ーFINALー

こんばんは、Tomです。今日も昨日に引き続き天気が良く最高気温は8℃と比較的暖かな日でした。しかし、今週は、だんだん暖かくなり、木曜日はなんと最高気温が20℃になる予報です。凄いですね。
さて、今日の記事は昨日に引き続き『TEACオープンリールデッキ A-2300Sの修理』の話ですが、今回はいよいよFINALとなります。最後にピカピカに仕上げて終了です。

1.カバーの塗装
まずは、裏カバー、ボトムカバー、ヘッドカバーなどを塗装します。

2.サイドキャビネットの仕上げ
サイドキャビネットは、最初ワトコオイルで塗装するか、オイルスティンを塗布するか考えましたが、キャビネットの風合いを無くしたくないので、結局ワックスがけしました。

3.洗浄
いよいよ仕上げを行いますが、まずはその前に洗浄を行います。

1)フロントアルミ板の洗浄

リール軸の洗浄

リールフランジの洗浄

2)フロントパネルの洗浄
続いてフロントパネルの洗浄を行います。

4.ボリュームつまみの洗浄

つまみはピッカピカになりました。

5.組付け
組付けを行います。

1)フランジの組付け

2)リアカバーの組付け

3)ボトムカバーの組付け

4)ヘッドカバーの組付け
ヘッドカバーのマスキングテープの取り外し

ヘッドカバーの組付け

5)ウッドパネルの組付け

6.金属空リールの装着
私のブログの記事を見た近くのお友達のNanさんから金属のリールを頂きましたので、洗浄します。

7.完了!
これで、TEAC A-2300Sの修理が完了しました。

ピカピカになりましたので、最後にダメ押しの動作確認を行います。

交換した部品は、電解コンデンサ、55個、トランジスタ6個、電源コネクタです。

これで、TEACのA-2300Sの修理が完了しました。
内部は殆どオーバーオール、そして、外側はほぼ新品同様に仕上げました。
依頼された方に喜んで頂けると嬉しいです。