ダイソン コードレス掃除機 DC45の修理

こんばんは、Tomです。今日の天気は、午前中は晴れたり曇ったり、そして午後からは晴れ上がり、最高気温は17℃でした。ソメイヨシノは、ほぼ満開です。明日は、一日中天気が良く、気温も21℃迄上がりますので、絶好の花見日和ですね。
さて、今日の話は、家電の修理の話です。近所の方から、ダイソンのコードレス掃除機DC45の調子が悪いので、見てほしいという依頼がありました。先日から手掛けていたカセットデッキは、ピンチローラとキャプスタンベルトの部品待ちなので、丁度良いタイミングなので修理をしました。

1.ダイソンのコードレス掃除機DC45
これが、修理依頼を頂いたダイソンのコードレス掃除機DC45です。5年前くらいに購入したそうです。

故障の症状は、満充電していても、開始後1分ほどですぐに止まってしまうという事でした。

2.動作確認
それでは動作を確認します。

スイッチをONして動作を開始します。さすがダイソンです、吸引力は抜群ですね。

しかし、やはり1分ほどでLEDが点滅し、モーターが停止してしまいます。

3.情報収集
この掃除機の修理は初めてなので、効率を考えて、この機種の故障の記事をネットで調べてみます。

すると、このコードレス掃除機では、すぐにモーターが止まってしまうという不具合は多い様です。
止まってしまう原因は、下記の2つが多い様ですね。

1) バッテリーと本体との接触不良
2) リチウムイオン電池の寿命

4.接点不良解消
それでは、まずバッテリー部と、本体の接続部の接触不良を解消してみます。

1)バラシ
まずはバッテリーと本体をばらします。

こんな感じで2分割になります。

2)接点の確認
まず、本体とバッテリーユニットの接続部の接点の状況を確認します。

① バッテリー側

② 本体側

接点がかなり焼けていますね。

3)接点不良解消

接点は綺麗になりました。

4.動作確認
接点不良を解消したので、動作を確認します。
これでダメなら、バッテリーの劣化だと思われます。

やっぱり駄目ですね。
止まる時にLEDが点滅するのですが、これがバッテリー低下なのか、別の不具合なのか?調べる必要があります。

5.ネットで取説をゲット
ネットで取説をゲットして調べてみると、LEDが点滅するのは、バッテリーが残り少ない事を意味しているそうです。
それからもう一つ分かった事は、掃除機は掃除機のモードは2つあり、強とスタンダードがあるようで、満充電の場合、強だと8分、スタンダードだと20分連続運転が可能だそうです。
今までは、強になっていたようです。

スタンダードにしてみたら、5分弱は連続運転出来ました。

でも、一定時間おいてもう一度スタンダードで動作すると、今度は1.5分しか持ちませんでした。

これは、やはりバッテリーが劣化している様ですね。

6.バッテリー取り出しと接点不良解消
バッテリーユニットからバッテリーを取り出します。

ここにも接点がありますのでダメ押しで、接点不良の解消をします。

そして、ダメ押しの動作確認します。

やっぱり駄目ですね。
これで、バッテリーの劣化がほぼ確定ですので、バッテリーの注文を行いました。
この機種の純正のバッテリーはもう販売していませんので、国産の互換品(4380円)を購入しました。

7.新しいバッテリーの動作確認
1)バッテリー到着
バッテリーが到着しました。

2)バッテリー交換

3)動作確認
新しいバッテリーで動作確認します。

5分運転しても全く問題ありません。



やはりバッテリーの劣化によるものでした。
これでまた快適に使用できると思います。
良かったです。