クリスキットの基板を使用したパワーアンプ P-35TⅡの仕上げ

皆さん、おはようございます。Tomです。今朝も曇り空、まさに梅雨という感じの天気です。こんな時、家のソーラー発電は、発電してくれないんですよね。もっと光を!


さて、先日、クリスキットの基板を使って自作したパワーアンプP-35Tですが、2ヶ所の故障の原因も判り、電源もスイッチングにして、一皮向けた状態で、タンノイ君に繋いで2週間ほど様子を見ました。結果、音は満足、動作も問題なしでした。最近、修理も一段落したので、いよいよ仕上げに取り掛かります。今日は、一皮むけて生まれまわったP-35TⅡをご紹介しましょう。

1.これがエージング終了したP-35T
 これが自作アンプ:自称P-35Tです。この故障原因を探すのには一苦労しました。でも直って良かった!これで、夏休みのバイアンプ計画の可能性が出てきました。さあ仕上げますよ〜。

2.電源スイッチの取り外し
 さて、まず電源スイッチは、臨時でKamaさんからお借りしたもの。そして、スイッチング電源を入れた事により、電源部のスペースはかなり狭いです。それと、現在メインアンプのスイッチのON/OFFは実質机の上にあるSONYのタイマーでおこなっていますので、電源スイッチはいりません。まるでQUAD405みたいですね。

 1)スイッチの切断

 2)ハーネスの圧着
  スイッチの切断後は、電源ハーネスを圧着します。

 3)スイッチハーネスの整理
  スイッチハーネスは邪魔にならないように、結束バンドで止めておきます。

3.スイッチング電源の設置
 次はスイッチング電源の設置です。設置といっても太い結束バンドで固定します。

 

4.ハーネス関連の整理
 ハーネス関連を結束バンドで綺麗に整理します。

 1)電源関連のハーネスの整理
  

 2)パワートランジスタのハーネスの整理
  次にパワートランジスタのハーネスを整理します。今回のバージョンアップでこの中継コネクタをつけたのは大正解でした。

 

 3)ハーネスはこんな感じ
  全てのハーネスを整理するとこんな感じです。綺麗でしょう?オーディオは見た目も大事です。スイッチング電源が多少曲がっていますが、これはバインド線の止め穴の関係上仕方がないことなので、まあ良しとしましょう。 

5.ケーシング
 さあ、いよいよケーシングです。まず、久しぶりにフロントパネルを取り付けたいと思います。

 1)ベースのパネルの取り付け
  まず、ベースとなるオリジナルのパネルを取り付けます。

 2)アクリルカバーの取り付け
  次にシンプルで気品のあるアンプにするために、色紙とアクリル板を取り付けます。
 ネジは豪華さを出すために六角ボルトです。
  

 3)外装カバーの取り付け
 外装カバーを取り付けて終了です。この外装はいつから取り付いていないんだろう?本当に久しぶりです。
 

6.動作確認
  やはり、最後はジャンクスピーカーで動作の確認です。

<あとがき>
 ラックに収納するとこんな感じです。上がクリスキットオリジナルP-35Ⅱ、下がクリスキットの基板を使用して自作したTomオリジナルのP-35TⅡです。電源スイッチがないけどなかなかいいでしょう?これでバイアンプ計画の準備は一つ整いました。これからが楽しみです。