こんばんは、Tomです。昨夜は雨が降ったようですね。今朝も二駅歩いてきたのですが、途中、日陰の下り坂差し掛かったら、路面が凍っていて危うく転びそうになりました。皆さん、気をつけてくださいね。東北育ちのTomは、こんなのへっちゃらですが。
さて、昨日、中国時代にTomと同じ様に単身・駐在していて、ゴルフも一緒にしていたお友達のGotさんから、ノートPCが壊れたので直してほしいと依頼が有りました。
Tomは、壊れてもOKの確約を頂いた上で修理を引き受けました。
それがこのPCです。
NotePCの修理は久しぶりです。
以前、メールで症状を伺った時は、『画面が真っ暗で使えない。』という事でしたので、恐らくバックライトのインバーターのコンデンサの不良か、または、接触不良なのだと思って、気楽に考えていました。
1.再現実験
さて、家に帰り、故障の症状を確認する事に。
まずは、電源のスイッチをON!
あれ?きちんとNECのスタートアップロゴが表示されているではありませんか?
なーんだ故障じゃないじゃない?と思ったのもつかの間、画面が真っ暗になりました。
あれれ?
何が起きたの?
そして、画面が切り替わると、また一時的に画面が映るようになり、その後5秒後にはまた真っ暗。
とても奇妙な症状です。
2.いろいろやってみる。
こんな現象は、初めてなので、どの様なパターンで画面が映るようになり、何秒で画面が暗くなるのか?を様々な操作で見つけることにしました。
1)外部にモニタをつけたり外したり
アナログディスプレイI/Fにケーブルを指し、外部モニタをつけたり外したりしてみますと、付けた時や、取り外した時に、一時的にバックライトが点灯する事が判りました。
2)液晶を開けたり閉じたり
次は、液晶ディスプレイを開けたり閉じたりして見ました。
すると、ディスプレイを開けたときにそれがトリガーとなって、バックライトが点灯。
しかし、数秒経過すると、またバックライトが消灯します。
開くとバックライトは、きちんと点灯します。
3.故障原因の予測
これまでの状況を見ると、何らかのバックライトの点灯信号が入る時、バックライトが点灯するが
その後、接触不良なのか?ドライバーが持たないのか?ある時間経過すると、バックライトが発行しなくなる様です。
そこで、分解する前に方針を立てることにしました。
① まず、バックライトの信号のトリガー線を追いかけ、その信号線がONなのに、バックライト
がOFFなのか?それとも信号線その物がOFFになっているのかを調査する。
② もし、バックライトのコントロール線がONなのにバックライトが消灯するのであれば、
ドライバやインバータの発信の可能性があり、この時、電解コンデンサの容量抜けも考え
られます。
③ バックライトの信号線自体がOFFにしろとという信号を出しているのであれば、
それはソフトの問題なのでTomには直せません。
この様な症状の層別で、次のステージへのシナリオを作成することにしました。