ビクターのレシーバーの修理 −その6−

こんばんは、Tomです。昨日までとても暖かい日でした。今朝起きてみると庭の枝垂桜の開花はかなり進んでいました。しかし、今日はとても寒い一日で、雨も降りましたので、少し開花は留まるでしょう。

さて、今日の話題は、ビクターのレシーバーの修理ーその6−です。前回は、チューナー出力がきちんと出るようになり、やれやれと言うところでした。

そこで、今回は外部入力(AUX)から信号を入力して、メインアンプの出力の状況を確認してみます。

1.AUXの入力にiPhoneで1kHzの信号を入れる
 チューナー出力は良くなりましたので、今度は、AUXの入力信号からの出力を見ます。

 オシレータは、iPhoneです。iPhoneのアプリにファンクションジェネレータのアプリがあります。このアプリで、AUXの入力端子から1kHzのサインカーブの信号を入力します。

 

2.セレクターの後の信号

3.スピーカー出力(メインアンプ)の信号
最後は、スピーカー出力信号、つまりメインアンプの信号です。

 1)Rチャンネル出力

 
 2)Lチャンネル出力

 ウーム、やはりLチャンネルのスピーカー出力は、ゼロバランスずれているようですね。

4.プリアンプの信号をなくしてメインアンプの出力を見る
 Lチャンネルの出力のGNDがずれているようですので、プリアンプの出力を0にして、メインアンプのみの信号を見てみます。

やはりゼロバランスが崩れています。

5.突然大きな雑音信号が・・・・

 Lチャンネルのゼロバランスの信号がずれているのを見ていたら、突然大きな雑音が・・。もしかして、これはYokotaさんがおっしゃっていた、バリバリという音だと思います。オシロスコープをワンショットトリガーにして波形をゲットしました。

そして、おなじLチャンネルのリアスピーカー端子を見てみたら、バリバリという雑音信号だけでなく、GNDレベルがふわふわしています。これも問題ですね。

次回は、メインアンプに絞って対策をしてゆきます。
お楽しみに!