バロネスの草刈機に石飛び防止のチェーンを自作しました。

こんばんは、Tomです。今日はTomの三連休の3日目でした。本来今日は雨という天気でしたが、実際はほぼ曇り、たまに小雨が降る一日でした。

さて、曇りの一日でしたので、兼ねてから考えていた、バロネスの草刈機に石飛び防止のチェーンを取り付けることにしました。

1.バロネスのオプションの石飛びチェーン
 実は、バロネスの草刈機は、とてもパワフルなので、小石があると簡単に前方にすっ飛んでゆきます。だから車などが前方にある場合は草刈りは出来ません。そこで、バロネスの草刈機には石飛び防止のチェーンがオプション化されています。

2.石飛チェーンを自作することに
 ところが、Tomの草刈機は、20年以上も前のとっても古いものなので、そんなオプションはありません。そこで、DIYで販売している部品を駆使して、石飛び防止チェーンを自作してみたいと思いました。

材料は、1m125円のチェーン。それからステンレスのステー、そしてM8の皿ネジです。

3.ステーを固定する。
 1)固定する場所を決定
 まずは、ステーを固定する場所を決定します。ここは、全面カバーの両脇にある穴です。ここにステーを取り付けることにします。

 2)M8のボルトを通してみる。 
 実は、以前からこの穴を利用することを考えていました。TomはM8のボルトがぴったりだと思って、M8の皿ネジを購入していました。やはり、穴径はぴったりでした。

 3)ステーの穴をM8に広げる
 次にステーの穴をドリルとリーマで広げます。

 4)ステーを取り付ける
 そして、ステーを前カバーの片方にに取り付けてみます。なんとこのステー、偶然ですがM8のナットロックされる事が分かりました。ナイスです!
 

 5)ステーを折り曲げる
 ステーを折り曲げる為に、Cチャンの部分の折り曲げ部分をグラインダーで削ります。
 

 折り曲げ部分を削ると、簡単に折り曲げることが出来ます。

 6)反対側も折り曲げ切り取る
 反対側の角もグラインダーで削り取り、90度に曲げ、後はグラインダーで切り取ります。
 

 7)出来上がり
 あとは、M8の穴を開け、ボルトとナットで固定して出来上がりです。
 

 8)最後にネジの緩み防止
 最後は、振動でネジが緩むのを防止する部材を取り付けます。
 

これでバッチリです。
 

4.ステーを補強する。
 いくらステンレスでも、ここにチェーンをぶら下げるには、ちょっと弱すぎます。そこで、またホームセンターに行き、ステーを補強する安い部材を物色。そしたら、園芸用の支柱を見つけました。これはかなり頑丈です。

 1)ステーをグラインダーで切断
この補強の支柱を幅より短く切り取ります。

 2)クッション材を取り付ける
 この補強材に振動防止するためのクッション材を取り付けようと思いました。なにか安くてよい物はないのか?そしたら、ありました!これは椅子の足に取り付けるゴム足です。

 これを支柱に通します。

 3)ステーと補強の支柱を針金で固定する。
 そして、支柱とステーを針金で固定します。これで、ステーの補強が完了です。

5.チェーンを取り付ける

 さあ、ステーも取り付けたし、補強も出来たので、いよいよチェーンの取り付けです。

 1)チェーンの切断

 チェーンは、ワイヤーカッターで簡単に切断できます。

 2)長さを決定

 一本取り付けてみて、長さを決定します。
 

 3)これを20本ぶら下げて出来上がり!

6.完成!

これで石飛び防止のチェーンの完成です!
しめて、2,000円ほどで出来上がりました。