こんにちは、Tomです。今日も秋晴れの良い天気ですが、風は冷たく、午前中は結構寒かったですね。だんだん秋も深まって来ました。
さて、先日からTomは、オーディオの電源を綺麗にすべく活動を行っています。まだすべて中途半端ですが、Tokinのノイズフィルターが届くまでは別の作業を行っています。
今、Tomはオーディオ専用のアース(GND)を裏庭に設置することを考えています。色々とネットで記事を見ていると、アースに関して賛否両論はあるものの、下記の事が重要であるとわかりました。
① コンセントのホットとコールドはきちんと合わせる。(Tomは知っている)
② コンセントのアースは使用してはいけない。
電子レンジや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどのノイズが入り、悪影響。
③ オーディオ用のアースは独自に取るのはOKであるが、接地抵抗は、100Ω以下である事。
④ 出来れば接地抵抗は、A接地(10Ω以下:これは電柱の避雷アース並み)
⑤ 接地抵抗をA接地並みにするためには、1.5mのアース棒を数本繋げて4〜6M打ち込む
必要が有る。
⑥ 接地抵抗が100Ω以下だと、音質が向上する。
しかし、A接地並みに接地抵抗を下げるために4〜6mアース棒を打ち込まなければならず、それを行うためには、下記の様な治具が効果的な様です。
これは、成和建設の『安全ハンマー』という杭打ち機ですが、主に単管パイプを打ち込む治具として、工事現場で使用されています。
しかし、アース棒の作業を調べていたら、面白い動画を見つけました。それは、この安全ハンマーで、何とアース棒も打ち込んでいるではありませんか。しかも、電動ハンマーよりもしっかりと打ち込んでおり、効率が良さそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=UcTPPCzK2IA
https://www.youtube.com/watch?v=IhhNvVADLAg
でも、このハンマーは、15,000円くらいします。そこで、DYIが好きなTomはこれと同じようなものを自作する事にしました。
この製作には電気溶接が必要ですので、溶接機を保有しているTomの近所のHさんの所で殆どの作業を行いました。
1.材料
家の物置などを探したら、単管パイプよりも肉厚の足場パイプと丁度良い錘になりそうな円形の鉄の塊を見つけました。それに木造住宅の柱と梁をつなぐときに使用する長いシャフトとナットなど材料費は約700円でした。
2.パイプをカットする。
まずは、パイプを500mmにカットします。電動カッターだと簡単ですね。切れ味最高!
3.錘にパイプを溶接する
先ほどカットした、パイプは肉厚でとても良いのですが、パイプの外形が錘の穴よりも少し大きく、しっかりと溶接するのがとても難しいと判断しました。
そしたら、Hさんが長さ400mm、外形37mmで丁度錘の穴に入るパイプを見つけてきてくれました。
アース棒は、細いので、Tomのパイプよりも細い方が打ち込む時のガイドになりますので、このパイプを穴に埋め込んで溶接し、その後、Tomのパイプをかぶせて、もう一度溶接する事にしました。
さて溶接です。Tomは昔、Tomの近所の皆さんでイカダ大会に出場するためにイカダ作りをしていた時、この場所で溶接をさせて頂いた事がありますので、何とかやってみました。
でも、この錘の部分は、熱容量が大きく、溶接の素人であるTomでは、ちょっと難しかったので、その方に手伝って頂きました。
4.500mmのパイプにストッパーとハンドル用のナットを溶接する。
やっと錘に内側のパイプが溶接出来ましたので、今度は外側のパイプにストッパーとなる、鉄板とハンドル固定用のナットを溶接します。
今度の作業は、Tom自身が行いました。
何とかストッパーとナットが溶接出来ました。
5.外側の500mmのパイプを溶接する
そして、今度は、錘のついたパイプに、500mmのパイプを被せ、溶接を行いました。
この部分は、非常に重要な部分ですので、Hさんに溶接して頂きました。
6.溶接が完了
これで、錘とパイプ、そして、ハンドル用のナットの溶接が完了しました。約2時間で終了です。
7.ハンドルを取り付ける
今度は、家に戻りハンドルを取り付けます。
ハンドルは、ナットの上に塩ビパイプをかぶせようと思って、準備をしておりましたが、昔購入した健康器具でハンドルの素材にピッタリのものを見つけました。
これを、今回製作したパイプに取り付けて、完了です!
ウーム、製作費700円以下(購入してきた材料で使用したのは、長いビスとナットだけでしたので、実質200円くらいです。)にしてはなかなか良い出来です。Hさん大変ありがとうございました。
今回は、安定の為、錘を下側に取り付けました。なので、こちらの方が使いやすいかもしれませんね。
本当は、塗装をすればもっと良いのですが、今日は風が強いので、塗装は来週行います。
いよいよ、アース工事は来週となりました。楽しみです!