こんばんは、Tomです。今朝起きたら、うっすらと雪があり、会社に行く時は所どころアイスバーンになっていました。これからの朝の通勤は気を付けないとね。
さて、先般修理の依頼がありましたIC-275Dですが、Tomは昨年暮れから公私共に忙しくて、修理をする状況にありませんでした。
本日、少し山場を越えたので、久しぶりに修理をする気持ちになりました。そこで、IC-275Dの修理にとりかかる事に。
１．状態のチェック
早速、故障の状況を確認します。
１）受信の確認
電源は入るようですので、アンテナをつないで受信の状態を確認します。
確認結果、受信はOKの様です。
２）送信の確認
次にダミーロードを接続して、送信状態を確認します。
① FMの送信状態を確認
FMモードの確認します。
出力は出ていません（というよりは、パワーメーターが少し逆側に振っています。）
別の無線機で受信をしてみます。
結果、隣の無線機はSは振るのですが、音声が出ません。
この結果から判断すると、
② SSBの送信状態を確認
次にSSBの送信の確認です。
SSBはマイクの音声に応じパワーが出るのですが、まったくパワーメーターがピクリとも動きません。
【結果】
この確認結果次のことが考えられます。
① マイクアンプの故障
② パワーモジュール（ファイナル）の故障
３．バラシ
早速ばらしましょう！
IC-275に関しては、これまで何度かばらしているので問題ありません。
４．マニュアルのダウンロード
ユーザーズマニュアルがないので、この無線機の詳しい使い方がわかりません。
そこで、ネットからユーザーズマニュアルをダウンロードしました。
そして、回路図をゲットするために、サービスマニュアルもダウンロードしました。
イタリアのサービスマニュアルでしたが、中身は英語でしたの良かったです。
段取りは出来たので、次回から回路図を元にチェックしてゆきます。
お楽しみに！
