東芝 DynaBook の修理 −シーズン2−

こんばんは、Tomです。今日はかなり温かったですね。朝出勤の時間で、なんと14℃でした。こうなると、花粉もピークです。

さて、以前お友達のSugiさんから、2年間使用した東芝DynaBookが突然電源が入らなくなったということで、見てみましたが、故障の原因が掴めないので断念した経緯があります。

http://d.hatena.ne.jp/tomtom1ono/20150708/1436354976

週末、このPCの修理にチャレンジしましたので、その状況をレポートします。

マザーボードの故障というのはわかっていますが、このマザーのどこが悪いのかを探すことが出来ませんでした。一度お返しして、東芝のサービスに問い合わせたり、マザーボードのサービスパーツがあるかどうかを確認しました。
すると、マザーボードの交換は、5万円。マザーボード単品のサービスパーツの販売はしないということで、八方塞がりの状態となり、気になってしょうがありませんでした。

先日ネットで様々なキーワードで調べてみると、DyneBook特有の問題で立ち上がらなくなるという記事を発見。それは、CPUのノイズを抑えるTokin製の『ブロードライザー』という部品がNGになるそうです。

http://blog.phooen.com/blog-entry-62.html
http://akipara2.sakura.ne.jp/new_page_773.htm

そこで、代替部品を注文し、SugiさんからまたPCをお借りしてきました。

先週の土曜日、代替部が到着しました。
今回やってみてNGであれば、諦めることにしましょう!

このコンデンサは、4個一組で500円です。説明書なんかも付いていました。

1.筐体のバラシ
それでは早速ばらしましょう!

1)バッテリーの取り外し
まず、一番最初に行うのは、バッテリーの取り外しから。

2)HDDの取り外し
続いてHDDを取り外します。


3)DVDドライブの取り外し
そして、DVDの取り外しです。

4)ベースカバーの取り外し

ベースカバーのねじを取り外せば、結構簡単にマザーボードまでアクセスが出来るようになります。

2.マザーボードの取り出し
ブロードライザーは。このCPUの真裏にああるらしいので、マザーボードを取り出します。

それでは早速始めましょう!

1)各種コネクタの取り外し
このPCのコネクタは意外に少ないですね。

2)無線LANの同軸
 無線LANの基板から同軸ケーブルを取り除きます。

3)FANの取り外し

4)ヒートシンクの取り外し

5)CPUの取り外し
万が一のことも考え、CPUは取り外します。

マイナスドライバーでロックを外すと、簡単に外れます。



3.あれ?ブロードライザーが・・・・・・
これで、マザーボードをひっくり返すことが出来ました。さてさて、ブロードライザーはと・・・。あれ?ブロードライザーが見当たりません。
その代わり、チップタンタルコンデンサと沢山のチップ積層セラミックコンデンサがとりついています。
もしかすると、ブロードライザーがNGなのでこちらのタイプに切り替えたのでしょうね。


期待したのですが、ちょと残念です。
次回は、チップタンタルコンデンサを交換します。