ONKYO Integra M-506RS −その16−

こんばんは、Tomです。今日は、朝からピーカン!出勤時すでに29℃でした。そして日中も、一日中ピーカンでした。おかげで、気温は34℃まで上がりました。明日も34℃まで上がるようです。まさに夏本番ですね。

さて、Onkyoパワーアンプの修理は、ーその16−。いよいよ終盤に差し掛かりました。
昨日は、一時間かけて虫眼鏡とマイクロスコープで基板の半田の状態をチェックして、不具合を修正しました。そこで今日は、もう一度マイクロスコープで確認し、いよいよ火入れです。

1.再度マイクロスコープで最終確認
さて、再度マイクロスコープで最終確認を行います。

すると一か所だけ、半田不良を見つけました。良かった〜。

2.電解コンデンサの極性チェック
交換した電解コンデンサの極性を最終確認します。

チェックしてOKの場所は、フェルトペンでチェックの印をつけます。

電解コンデンサは、大丈夫です。

3.テスターでチョートチェック
そして、電源投入の最後のチェックは、B電源のショートチェックと、パワートランジスタのチョーとチェックです。

1)B電源のショートチェック

2)パワートランジスタのショートチェック

この2つがショートしていなければ、大きなトラブルは起きないはずです。

4.いよいよ火入れ
さあ、それではいよいよ火入れです。

ドキドキしながら、電源ON1

電源投入直後の動作は、大丈夫のようです。しばらくして、プロテクトも外れました。
一安心です。

しばらく電源を入れたままにして、手探りで温度を確認します。

熱くないですね。大丈夫です。

5.音声を入力して、パワーメータを確認
さあ、いよいよ音声を入力します。音楽はいつものようにPhoneからバーコードトリオの音楽を入力します。

結果、元気よくパワーメータが動きます。とうことはきちんと増幅していますね。

そして、次にオシレータソフトで1kHzの信号を入力します。

オシロで信号を確認します。

大丈夫の様です。

6.スピーカーを接続して音を確認

いよいよスピーカーを接続します。

スピーカー端子の接続は左右の1ch,2chが間違っていたようです。

徐々にボリュームを上げてゆきます。

大丈夫です。
バーコードトリオの音楽が綺麗に再生されました。
後は組み立てて、しばらくエージングをすれば、完成です!