LINN のプリアンプKAIRNの修理 シーズン5ーその1ー

こんばんは、Tomです。昨日はとても天気が良かったのですが、今日の神奈川は一日中曇り時々小雨という天気で、少し肌寒い感じでした。もう9月ですからね。

さて、今日と明日は神奈川出張ですので、日曜日の朝に実施したLINNのプリアンプ、KAIRNの修理の記事をレポートしたいと思います。
久しぶりの修理の記事ですので、お楽しみに!

1.依頼があったKAIRN

これが先日コメント欄で依頼がありましたLINNのプリアンプKAIRNです。もうかれこれKAIRNの修理をするのは5台目となりました。

修理をする前にさらっと綺麗にしましょう。

2.動作の確認

次は動作の確認です。
電源を入れてみます。

すると、7セグのLEDは全く表示せず、パワーLEDもうっすらとしか点灯していません。

この症状は、おそらくバックアップ電池の液漏れで、コントロール基板が腐食し、電源ラインが切れたのだと思います。

3.早速バラシ
それでは早速バラシに取り掛かります。

1)バラシの秘密兵器
今回から修理の為の秘密兵器を用意しました。
秘密兵器と言っても、北朝鮮のミサイルや核兵器では有りません。(笑)
それは、これです!

これは、お薬を間違えないように飲む為のもの。Tomは、昨年体のあちこちが悪くなり、沢山の種類の薬を飲みました。でも、現在は不要となったので、これを修理に使用します。
これはバラした順番でビスを枡の中に入れてゆくので、組み立てるときのミスがなくなります。KAIRNはもう何度もばらしているので本来は必要ありませんが、まあ使い初めという事で・・・。

2)バラシ
さあ、どんどんバラしてゆきましょう。
ばらし手順はいつもと同じなので、写真だけアップします。

①ケースのバラシ

②OPパネの取り出し

③OPパネのバラシ

基板が見えてきました。

この電池が液漏れするんです。

④基板の取り出し

これで基板が取り出せました。
この続きは、明日レポートしますね。
お楽しみに!