こんばんは、Tomです。今日は、昨日の雨の続きから始まりました。そして、少しずつ天気も回復です。週末はまた天気が良くなります。明日は晴です!おたのしみに!
さて、今日の記事は、昨日の続きで週末に行ったLINNのプリアンプKAIRNの修理の記事です。
さあ、今日はどこまで行くのでしょうか?
1.電源の動作の確認
まずは、昨日の記事で実施した三端子レギュレータの電源の動作確認です。
OKです!
2.CPUの電源
次にコントロールの要であるワンチップCPUの電源の確認です。そのためには、CPUのデーターシートをダウンロードしないとね。
Vccを確認
CPUの電源は大丈夫です。
3.HCOMSのロジックICの電源の確認
続いては、HCOMSのロジックICの電源の確認です。
こちらも大丈夫です。
4.CPUの発振の確認
そこでいよいよCPUの発信回路の動作確認です。
発振はしているようですが、なんだか波形が薄いです。
5.ROMの動作確認
CPUは一応発信しているようですので、ROMのアドレスの動作確認を行います。
ところが、アドレスはどれもHIになったままです。
やっぱり、ICは発信していないのですかね?
6.発信回路のコンデンサが一個付いていませんでした。
基板をよく見たら、発信回路のコンデンサが一個付いていませんでした。C25です。
7.コンデンサの容量を確認
水晶発振回路のコンデンサを付けるために、取り出して容量を確認します。
コンデンサの容量は20pFくらいです。
データーシートを見ると、やはり10〜20PFなので、このコンデンサを探します
パーツケースを見たら、やっとpFオーダーのセラミックコンデンサが見つかりました。
でも、最低の値は68pFです。
8.ダメもとで68pFのコンデンサを取り付け
そこで、試しにダメ元で68pFのコンデンサを取り付けてみます。
そして、動作確認です。
スイッチON!・・・・・だめですね〜。
アドレスもやっぱり動いていません。
やっぱり、20pFレベルのセラミックコンデンサでなければちゃんと発振しないようですね。
あす、お友達のKamadaさんに部品があるかどうか相談します。