マルチアンプ3ウェイシステムの完成!

こんばんは、Tomです。今朝は少し晴れ、その後曇り、夕方は全線が近づき真っ黒な雲が空を覆い、雨が降り出しました。中国では黄砂が舞っており、日本にも飛んできているようです。北京ではこの時期黄砂が積もるんですよ~。上海駐在時代を思い出しました。
さて、今日の記事は、オーディオの記事です。昨夜やっとマルチアンプ3ウェイシステムが完成しました。昨年の3月マルチアンプシステムが完成し、5月~7月にMidのウッドホーンを自作し、しばらくは手持ちのFOSTEXのツイータを使用しておりましたが、先日ツイーターもJBL 2402を組み込んだところで、システムがほぼ完成しました。その後、スピーカーの位置、角度、クロスオーバー周波数、ゲイン調整、スピーカー位置に対する位相合わせを行い、ついに昨日すべての調整が終わりました。とても綺麗な音になり、感動で涙が出そうになりました。

1.先日完成したマルチアンプ3ウェイシステム
先日、中古のJBL 2402を組み込みやっと念願のマルチアンプ3ウェイシステムが完成しました。

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でも、これは形だけで、ここから調整が出来て初めて完成となります。

2.アンプのゲイン調整
アンプのゲイン調整はこんな感じです。
JBLのスピーカーは、タンノイに比べ利得が高いため、Low(タンノイ)はフルボリューム、Mid(JBL2450J)は9時、そしてHigh(JBL 2402)は15時の位置でないと、バランスが取れません。

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3.クロスオーバー周波数の設定
クロスオーバー周波数も非常に大事ですね。クロス―オーバーは、dbx DriveRackPA2のユーティリティーで調整します。
LowのタンノイのHPD385は、割と伸びているので、Midの2450と1KHzでクロス。そして2450JとHighの2402は4.35KHzでクロスさせました。4.35KHz以下だと2402の音がちょっとうるさいです。
そして、クロスオーバーのカーブは-48db/octで落とします。そして、それぞれのゲインも微調整します。

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4.位置の位相合わせ
ホーンシステムは、ドライバーの位置がバラバラになりますので、それぞれの振動版のスタート位置を合わせないと、位相が狂います。そこで、DriveRack PA2の位相合わせのユーティリティでMidを中心にして、LowとHighを位置に応じでディレイをかけます。これがデジタルチャンデバの凄いところです。アナログチャンデバでは出来ません。

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5.Midレンジのパラメトリックイコライザ
Midレンジのウッドホーンの周波数特性に合わせ、パラメトリックイコライザで特性を調整します。これもとても嬉しいDriveRackPA2の嬉しい機能です。とても美味しいミッドレンジが艶やかになります。

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6.完成!
スピーカーをセットしてから少しずつ調整して来て、昨夜、全てがピッタリ合いました。様々なパラメータがある中、全てのパラメータが最適化されました。

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7.試聴
早速、大好きなFourPlayのCDを聴いてみます。

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照明を落として音に集中に集中します。

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全ての音がぴったりと同期しています。そして、バランスが良く、音の奥行きもきちんと出ています。嬉しい!
今までの苦労と素敵な音で涙が出そうになりました。
達成感ありです!
でも、今後は4ウェイ、5ウェイに挑戦して行きます。
お楽しみに!