こんばんは、Tomです。今日は朝から一日中黄砂が凄かったです!まるで曇り空だし、景色も霞んで見えません。
さて、Tomはこの所DIYの治具を製作しておりました。丸鋸の直線治具は出来たし、トリマーの円切り出し治具も製作しました。そして、余った部材でジグソーの直線切り出し治具、そしてトリマー直線治具も作りました。
そこで、今回から3回に分けてトリマーの形状切り出し治具を製作します。今日はその1で先週末に時間を見つけて製作したトリマーの中心出しの治具の記事です。
1.Tomのトリマー
Tomが使用しているトリマーは、昨年ホーンスピーカーを製作するときに購入したBOSHのトリマーです。
このトリマーの問題は、底板の4辺の寸法が異なるので、形状切り出し治具を製作するのが難しいのです。なので、この底板は円形にしてどこが当たっても同じ寸法になるようにします。
今回は円形の底板の中心を出すための治具を作ります。
2.寸法測定
まずは、底板の寸法を測定します。
1)底板の内径
2)外形
3.切り出し
いよいよ治具の基になるパーツを切り出します。
切り出しは、昨年ホーンスピーカーを製作するときに使用したホールソーです。
内径が40mmなので、50mmのホールソーを使用します。
今回は、最近めっきり登場しなくなったTomの電動工具の一番の古株のドリルが大活躍です。
50mmの円柱を切り出しました。
4.中心の軸を圧入
中心の軸を圧入します。軸はちょっともったいないけど、10mmのトリマーの刃です。
1)刃の寸法測定
刃の出っ張りは、ストッパーになりますので出っ張っていない部分の寸法が8mmです。
2)穴あけ
ボール盤で垂直に8mmの穴を開けます。
3)圧入
穴あけが出来ましたので、トリマーの刃を圧入します。
5.ラフ研磨
それでは研磨します。
最初は、ベルトサンダーとドリルの両方の回転で研磨します。
暫く研磨しました。
6.確認
それではトリマーにセットして、中心が出ているかどうかの確認をします。
セットしてみると、まだ180°回転すると隙間がだいぶ違いますね。
7.仕上げの研磨
今度は、ドリルだけで仕上げの研磨を行います。中心がずれているので、40番の荒いサンドペーパーで削ります。
細かいサンドペーパーで仕上げます。
8.最終確認
最終確認を行います。
ほぼ隙間はゼロです。
OKですね。
これで完了です。
今回は中心出しの治具が完成しました。
次回は、トリマーの円形底板の切り出しです。
お楽しみに。