こんばんは、Tomです。今日は、外気温は最高で6℃迄しか上がりませんでしたが、家の中にいると日差しが沢山入り、ポカポカ陽気で、とてもいい日でした。
さて、今日の記事は『テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理』で、その5となります。昨日の記事では見事FL表示パネルが復活しました。今回はそれらを組付け動作確認を行います。順調に動作していましたが、突然予期せぬ出来事が・・・・・・。
1.表示パネル基板と操作パネル基板を設置
1)FL表示基板の取り付け
まずは前回やっと動作が復活したFL表示基板を取り付けます。
2)操作パネル基板の取り付け
3)完了!
2.ボリュームのガリ除去
折角ばらした状態になっているので、ついでにバリアブルラインアウトとヘッドフォーンの出力のスライドボリュームのガリを取ります。
2)ヘッドフォーン出力のガリ取り
これでボリュームのガリは無くなりました。
3.スピンドルモーターの電解コンデンサの変更
スピンドルモーターの動作がイマイチなので、表面実装電解コンデンサ2.2μfを取り外し、本来の1μfのディスクリート部品を取り付けます。
4.動作確認
1)表示パネルの動作確認
さあ、組付けて動作を確認します。
電源ON
ON!
2)CDの読み取り動作確認
次にCDをセットし、動作を確認します。
CDの読み取りが無事完了!
3)CDの再生
次にCDの再生です。
大丈夫ですね。
4)音声の確認
ヘッドフォンを接続し、音声の確認を行います。
ガリもなく綺麗に再生されました。
5)ファンクションの確認
次にCDに関するファンクションの確認を行います。
① 曲飛ばし
② ジョグダイヤルのサーチ
③ 早送り、巻き戻し
④ カウンターの表示切替
ファンクションは全て大丈夫です。
これで完全復活か?
5.CDを替えてみる
それでは、CDを替えて動作を確認します。
これは動作OKです。
今度は、フォープレイのCDです。
少し読み取りが不安定ですね。
そこで、何度か電源をON/OFFし、CDの読み取りを確認していました。
何度か電源をON/OFFした時、突然またFLの表示が消えてしまいました。
ガーン!また表示しなくなった。何が原因なんだろう?
SL-P1200の修理は、また振出しに戻りました。
これは、かなり重症の様です。
この故障の原因は何なんでしょう?
Tomは想像が付きません。
トホホホ・・・・・。