テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理 ーその10ー

こんばんは、Tomです。今日の最低気温は-3℃、とさほどではなかったのですが、最高気温は+4℃と、晴れているのにも関わらず、気温が上がらず寒い日でした。
さて、今日の記事も『テクニクス ビンテージCDプレイヤー SL-P1200の修理』の記事で、いよいよその10となりました。
昨日の記事では、中々FL表示パネルの故障の原因を探ることが出来ませんでしたが、すべての不安定要素を取り払った後、それでも動かないので、コントロール信号の電源部のツェナーダイオードがNGであることが判り、それを交換したことで、完全復帰しました。
そこで、今回は組付けて、全体の動作を確認します。

1.ハーネスの接続
メインボードを設置し、メインボードへ接続されている、ハーネスを取り付けます。

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2.電源スイッチの取り付け
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3.ハーネスの整備
いよいよハーネスを結束バンドで固定します。

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これで、ごちゃごちゃしたハーネスが綺麗になりましたし、安定しました。

4.組付け&動作確認
1)リアパネルの組付け
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2)動作確認
この個体は、動作が非常に不安定なので、少し組付けては、動作確認を行います。

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FL管の動作は大丈夫ですね。

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3)ボトムカバーとの合体
いよいよTOPカバーとボトムカバーを合体させます。

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4)動作確認
その後、電源ON!
表示部は安定しています。

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5)CDをセットして動作確認
いよいよCDをセットして、動作を確認します。

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CDの蓋を閉じ、動作を確認します。

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ところが、ここでアクシデント!
何と、CDのスピンドルモーターが回りません。
なんで???ついこの間まで回っていたのに???
なんて不安定な個体なのでしょう?
折角なFL表示が直ったのに、一難去って、また一難です。
まあ、今回の依頼内容は、不安定な個体を安定させてほしいということでしたので、今度はスピンドルモータのドライブ関連を中心に修理を行います。
お楽しみに!