LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン12 ーその11ー

こんばんはTomです。今日の天気は、曇りのち晴れという天気でしたが、最高気温は10℃という割と寒い日でした。そして夜には冷たい雨が・・・・。でも、明日から週末は回復する様です。いよいよ桜も開花ですね。
さて、今日は修理の記事で『LINNプリアンプ KAIRNの修理 シーズン12』その11です。
今年の初めからLINNのプリアンプKAIRNのブリリアント電源修理をしていましたが、前回3月中旬に修理を行いましたが、出力電圧が高いので、最後のコントローラの部品を発注して待機していたところでした。
ところが、先日シーズン13のKAIRNの修理が完了し、その電源がブリリアント電源でしたので、この電源をリファレンスとして、負荷をなくしたオープンと基板に接続して負荷をかけた時の電圧を確認します。

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1.シーズン13の電源電圧の確認
それでは早速修理が終わったシーズン12のKAIRNのブリリアント電源の電源電圧を確認します。

1)負荷がある状態
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この状態では、きちんと±24V、+10Vでした。

2)オープンの状態
次に基板からコネクタを外し、オープン状態で電圧を測定します。

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すると、なんと±40、+20Vでした。
という事は、シーズン12のブリリアント電源は既に直っていたのですね。

2.シーズン12の電源の再確認
さあ、シーズン12のKAIRNのブリリアント電源に負荷をかけて電圧を確認します。

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1)+24V
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2)-24V
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3)+10V
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OKです。

4)メイン基板の三端子レギュレータの電圧確認
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確認結果、±15V 、+5Vを確認しました。

3.コントロールパネルの動作確認
電源が復活しましたので、既に修理していたコントロールパネルの動作を確認します。

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ちゃんと動作しました。

4.電源のインジケータ LEDの修理
組付けの前に電源インジケータのLEDの修理を行います。

1)LEDの確認
LEDの生死の確認を行います。

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LEDは死んでました。

2)LEDの電源を制御する抵抗の確認
LEDの電源を制御来る抵抗も死んでいました。

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3)LEDと抵抗の交換
LEDを交換します。

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そして抵抗も交換します。

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4)動作確認
動作を確認します。

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OKです。

5.バックアップ電池の装着と動作確認
バックアップ電池を取り付け動作を確認します。今回はシーズン13の依頼された方から頂いた部品にバックアップ電池がありましたので、それを組付けます。

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1)バックアップ電池の装着
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2)動作確認
動作確認を行います。

まずは、リモコンでボリュームを47にセット。

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電源をOFFします。

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続いて電源ON!

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動作はOK
OKですね。

6.仕上げ
仕上げを行います。

1)部品の固定
ホットメルトでディスクリート部品を固定します。

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2)組付け
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3)動作確認
動作を確認します。

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OKです。

4)パネルの装着
最後にコントロールパネルを本体に装着します。

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これで、シーズン12のKAIRNの修理はほぼ終了です。
でも、このままで組付けはしません。
これからのシーズン14のブリリアント電源を修理をするためのリファレンスの電源として使用します。
持ちつもたれつです。リファレンスがあると修理は捗りますね。
これからのシーズン14のブリリアント電源の修理をお楽しみに!