会社の夏祭りの為のPA(音響)システムの準備

こんばんは、Tomです。昨日は久し振りにほぼ一日中雨が降っていました。今日は曇り時々雨でしたが、割と気温もあったので、湿度が半端なく、まるで香港の様な湿度でした。明日から台風の影響が出てきて、また雨が降るようです。
さて、今日は本当に久しぶりにPAライフの話です。今月の夏休み明けの金曜日、4年振りに会社で夏祭りが開催されます。そこでTomは4年振りに若い人からバンドに誘われ、ついでにPA(音響)も担当することになりました。そこで、4年振りにPA機材を整備して、夏祭りの準備を行いました。

1.10mのマイクケーブルを4本製作
まず、これまではバランス⇒アンバランスで短いマルチケーブルでミキサーに入れていましたが、今回は、10mのマイクケーブルを4本製作して臨みます。

1)ケーブルの素材
素材となるケーブルは、Tomのプリからチャンデバへ送るために準備していたRCA⇒XLRの10mケーブルです。LINNのプリアンプKAIRNからステレオ✖2チャンネル分が必要なので、4本製作していました。

このケーブルの片方のRCAのコネクタをXLRメスに変更します。

2)XLRのコネクタ
XLRのコネクタは、先日お友達のKamaさんとトレードしたXLRコネクタを使用します。このトレードは、Tomが保有していたLA3886のパワーアンプモジュール2個、大容量電解コンデンサとKamaさんが保有していた中古のXLRコネクタのトレードでした。このXLRコネクタは放送局で使用して物を頂いたそうです。お互い有効なトレードでした。

今回はその放送局で使用していたCanonのXLRメスのコネクタを使用します。TomはCanonのXLRコネクタを見るたび学生の頃に4年間バイトしていたPA屋さんの事を思い出します。やはりCanonのXLRコネクタは信頼性が高いですね。

3)古いケーブルの残骸の除去
このコネクタは中古品ですので、当然以前使用されていたケーブルの残骸がコネクタ内に残っています。まずはこれを取り除きます。

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4)XLRコネネクター
XLRコネクタにケーブルを半田付けします。今回はモガミのケーブルを使用しました。

5)テスターで導通とショートチェック
テスターを用い、導通とショートの確認を行い完了!

これを4セット行いました。

2.PAシステムの準備
PAシステムの準備です。

1)現在残っているPAシステム
ミキサーは以前の夏祭りの後に処分し、TASCAMのデジタルMTRにしたので、今回はそれと今まで使用していたローランドのパワーアンプを使用します。

メインスピーカーは会社のスピーカーを使用するのですが、ステージ用のモニタースピーカーは、もう処分してしまったので、シアター用に天井に設置していたBOSEの301Vを使用します。このスピーカーは、頑丈で簡単に飛ぶことがありませんのでPA向きですね。
SPケーブルは、取り付けが簡単なスピコンケーブルですので、BOSEのスピーカーにスピコンの変換コネクタを取り付けました。

セットが完了しました。

2)動作確認

動作確認を行います。
システムをセットして、動作を確認します。
入力8チャンネル、出力4チャンネルですべてのチャンネルのケーブル、動作の確認を行いました。

3.搬入

PAシステムの機材の動作が確認出来ましたので、先週の木曜日の夕方、全ての機材を軽トラックで会社に搬入しました。



これで夏祭りの準備が完了です。
あとは、22日にバンドの最終合わせの練習があります。
今月の後半の本番が楽しみですね。