こんばんは、Tomです。今日は本当に寒かったですね。朝の最低気温は-5℃、そして日中の最高気温はなんとたったの4℃でした。そして、夕方から雪が降り18時の段階で0℃になり、20時で-2℃です。冬至だから致し方ないのですが・・・・・。
さて、今日の話は、キャノンのIJプリンター MG6230の修理の記事です。プリンターは年一度年賀状で大活躍します。逆に言うと、この年賀状印刷以外はあまり稼働していないのが現実です。ところが、先日オーディオのレイアウト変更の時にプリンターの設置場所を移動した後、プリンターが動かなくなりました。Tomはこのプリンターが気に入っているし、何とかしてこれを復活させないと、年賀状を印刷出来ません。そこで今回はこれを復活させる記事です。
1.年賀状の時期に突然のトラブル
Tomは先日、CDプレイヤーの修理の時、レイアウト変更するために、一旦プリンターを別の場所に移動しました。
その後、そろそろ年賀状を制作しようかと思い、プリンタを元の場所に戻したら、突然B200というエラーが発生しました。
このエラーは初めてでしたし、電源を入れ直したり、電源コードを抜いてリセットしても、全然エラーが解消できませんでした。
2.ネットでエラーの回避方法をリサーチ
そこで、ネットでB200のエラーの回避方法をリサーチしました。
1)ヘッドを移動して電源を入れる
まずはヘッドを手動で右側から左側に移動させて、電源をONするというやり方です。
電源をONしましたが、エラーは解消できませんでした。
2)プリンターのカバーを開いたまま電源をONし、閉めたり開けたりする。
次の方法は、プリンターのカバーをオープンし、電源をONし、その後カバーを何度も開け閉めする。
これを行った結果、何とかエラーが出ず待機状態になりました。
やれやれこんなことで直るとは、ラッキーと思い、次にPCからプリント指示を行ったら、またピピッ!と音がし、エラーとなりました。
これはまずい、こんなことをしていたら年賀状印刷に間に合わない、という事でヤフオクで中古の同じプリンターの入札を掛けました。
3.ヤフオクでゲットしたプリンター
これが、ヤフオクでゲットした同じ型(MG6230)のプリンターです。
印字にカスレがあるという事でジャンクで即決3000円でゲットしました。
4.動作確認
文字のカスレがあるという事ですがますは動作を確認します。
1)同梱されていた印字サンプル
同梱されていたのは、この印字サンプルです。パッと見問題なしです。
しかし、よく見ると、黒印字の所でカスレが出ていました。
2)動作確認
梱包を開いたのは1Fの和室でしたので、コピーモードで動作を確認します。
①写真モード
まずは、写真モードでカラーチラシの印刷をしてみます。
結果、色は薄いけど、普通紙でしたし、インクはリサイクルインクなので、画質はこんなもんかもしれません。
②モノクロモード
続いてモノクロモードの動作を確認します。印字がかすれるという事でしたので、黒べたの原稿にしてモノクロモードにすると、ヘッドのインクが詰まっているかどうかの確認が出来ます。
これをコピーすると、下記のような縞々の結果でした。
これはいけませんね。年賀状に使用出来ません。
しかし、長い間放置された可能性もあるので、さらに2~3枚印字させてみました。
すると印刷するほど、印字エリアが増えてきました。
それなら、何度も印字するとで復活する可能性がありそうです。バンバン行きましょう!
段々黒くなりましたが、でも、全てが埋まらなくなりました。これが限界ですね。
でも、このレベルならヘッドを洗浄すれば問題は解決しそうです。これは文字のカスレという段階から想定していたので、余り問題はないと思っていました。
5.ヘッドを洗浄する
それでは、ヘッドを取り出し、ぬるま湯で洗浄します。
1)インクの取り外し
2)ロック部品をオープン
ヘッドを固定しているロック部品を手で上に上げ、オープンします。
3)ヘッドを取り出す
ヘッドを取り出します。キャノンのプリンターはヘッドを取り出し丸洗いが出来るので、非常に便利です。
4)ぬるま湯に漬けて洗浄
このヘッドをぬるま湯(お風呂の温度位)に浸してインクを溶かします。
このジャブ漬けでヘッドからインクが出なくなるまで何度も行います。
約10回くらい洗浄した所でヘッドからインクが出てこなくなりました。
5)自然乾燥
この後、ティッシュの上にヘッドを置き、約一日自然乾燥させます。
6.ヘッドの組付け、動作確認
それではヘッドを取り付け、動作を確認します。
1)ヘッドの取り付け
2)インクセット
3)動作確認
先程使用したべた黒印刷の原稿をセットし、モノクロモードでコピーを行いまs。
おおーっ!なかなかイイ感じですが、まだ筋があります。
良く見ると同じ場所で白筋が出る場所が同じです。
これはもしかすると、スキャナの読み取り震度が浅く、原稿が浮いていているのかもしれません。
そこで、原稿を両手でしっかりと押さえながらコピーを撮ってみました。
すると、印字はきちんと出来ました。
直りました~!
4)カラー原稿リベンジ
そこで、最後にカラー原稿でもう一度印字品質を確認します。
すると今度は、黒インクがきちんと出来る為写真も引きしまり、綺麗になりました。
これで、年賀状の印刷の準備が完了しました。
明日の朝、年賀状の原稿を作成し、その後年賀状を印刷します。
間に合って良かったです。